初911
車で走っていたら、交差点に若い男性が。道の真ん中に立って、こちらの行く手を阻んでいる。よく見ると片手でこちらをストップもう一方の手で電話をかけるしぐさを。何かあって電話をかけたいのか?まぁ、車の通りもそこそこあるし、真昼間にこんなところで強盗も…。と車を止めた。窓を開けて聞いてみると…。
なんと、喘息の発作が起きたので、救急車を呼んでくれとのこと。アメリカ生活24年。初めての911コール。喘息の発作とはいえ、今すぐに息が止まりそうなほどではなく見えたのが不幸中の幸い。それでもかなり慌てて、『ambulance』と『道の名前』を叫び続けた。
一応救急車が来ることになり、ちょっと安堵。そうすると周りの人たちがどうしたんだ?と。どうやら少し前からこの若者はこの辺りで助けを求めていたらしいのだが、若者故なにかの不信行動に見えたらしい。これがお年寄りが座り込んでいたら事態は違ったのだろう。ちょうど通りがかったVillageの車を止めて事情を話して協力を仰ぐ。事情が分かればみんなすぐさま協力してくれる。ほどなく救急車とパトカーが登場。若者は救急車へと無事身柄を移した。
やはりホールドアップなどがあるから、なかなか車を止めることができないのが現状だということがよくわかった。そしてこういった場面に遭遇したら、自分で何とかしようとしょい込まず近くにいる人にも協力を求めればよいということもわかった。何せ英語がうまくできないところに焦ってしまい恐らく電話口の人も??だったのではと反省することしきり。しかし兎に角無事に若者を救急車に乗せることができてほっとした。
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