麺がすすれない
日本人の食事のマナーで、外国人が気になるもの一番に『音をたてる』というのがある。もちろん日本食には音を立ててはいけないものもたくさんある。外国では音を立てなくてよいようにスープなどは熱々では出てこない。しかし熱々のトン汁を飲むときにはやはりズーっと音をさせないと飲めない。
あるテレビ番組で、男性俳優がおそばを食べていた。おそばをお箸で取ってつゆにつけてずるずるー。あまりにおいしそうだったのでその日のお昼はおそばに。しかししかし。その俳優さんの真似をしてずるずるーっとやるも、ずるっでお仕舞。おはしで取ったおそばを一気に全部吸いきれない。気を付けて食べてみると『ずるっ』くらいで止めて、残りの麺をお箸でつかみながら噛み切る。これを2度ほど繰り返しておそばを食べていた。これは料理長も一緒。きっとラーメンやうどんなど麺類を外で食べる際にちょっぴりだけ気をつけていたものが20年以上溜まったらこういう食べ方になったのだろう。しかしあの長いおそばを一息で口に収めるには、相当の肺活量がいるものだと、感心した次第。
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