日本からこちらに来て学校に入るとまず気になるのがESL。英語のできない子供が受けることができるクラスだ。若造はアメリカ生まれアメリカ育ち、アメリカの幼稚園に2年通ったが、キンダーから2年生までの3年間このESLプログラムにお世話になった。(4年目も希望を出したが却下されて卒業となった)毎日1時間、決まった時間にESLの先生がクラスに呼びに来て取り出し授業をしてくれる。文法、発音などなど時にはレギュラーのクラスより進んだことを習ったりもした。ESLの先生もいろいろと考えてくれて、ある年などは日本人の男の子3人だけのESLクラス作ってくれて、おやつも持ってきてよいなんてリラックスタイム。
それが昨今耳にするのが『ELL』。ESLではなくなったようだ。
English as a Second Language
English Langage Learners
ESLだと英語が第2外国語になる。しかしここは移民の国。英語が第3外国語なんて生徒もいるはずだ。ということから名前が代わったのでは?という説がある。
中身に関してはイマイチわかりづらい。ESLというのは決まった時間、取り出し授業を行うのに対してELLは普通のクラスにいて、先生の配慮のもと(必要なら補助の先生がついて)通常の授業を受けるということのようだ。勿論ELLといっても、英語がゼロの子供は、取り出して基礎の基礎を教えるのだという。それこそ学校によっていろいろとカリキュラムが異なるだろう。
駐在員の方は限られた期間でなんとか英語を身につけさせたいと、頑張っている。ELLも2年で卒業目標!らしい。いきなり親を飛び越えたレベルの英語の環境で頑張る子供たち。たいしたもんだ。
最近のコメント