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2012年11月

パワーボール

一等至上最高額の宝くじが話題だ。アメリカの宝くじには1等賞金が決まっていないものが多い。当たらなければその賞金は次回に繰り越し。溜まれば溜まるもので、今回は11月27日朝の時点で$425ミリオン(約350億円)。しかしこれまた今後、買う人が増えると賞金も上がっていく。料理長は$500ミリオン(約410億円)になるとふんでいる。

今回久々に買ってびっくりしたのだが、確か昔は$1だったのが$2に値上がり。そして今なら、5ゲーム($10)買うと1ゲーム($2分)がただでついてくる(笑)。

ルールは1から59までの数字から5個選ぶ。そして別途パワーボールと呼ばれる1から35までの数字から1個選ぶ。この合計6個が当たれば$500ミリオン大当たり!しかし「クイックピック」と呼ばれるコンピュータに全てを任せるのが一番当たるとか…。

移住先はハワイかな?なんて夢を膨らませていたら、「弁護士を雇え!」「夫婦関係を維持するのが大変だ!」などと未経験者の友達からいろいろとアドバイスが…。(笑)

発表は11月28日(水)。ロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式の夜だ!

クリスマスツリー

我が家では毎年「ブラックフライデー」の日に、クリスマスツリーを飾る。ここ数年は小僧一人で楽しげに飾りつけていた。しかししかし…。今年の小僧は腰が重い。面倒だなぁーなどと言いながら後回し後回し。    
やっとこさ飾り付けを始めたと思ったら、なぜか補習校の宿題を始めたり…。   
そんなことじゃ、サンタさんは来ないよ。

 

我が家は料理長の考えで、偽物の木を飾っている。というのも、マンハッタンでは「クリスマスツリーの日」という日があり、パサパサになった見るも無残なクリスマスツリーたちがお役御免とゴミの山に出されていた。これを見た料理長。あまりにかわいそうで見るに忍びないと、翌年から我が家には生木購入禁止令が発令された。

 

しかしやはり生木の匂いはとてもよい。雰囲気がでる。実際に切って網に包まれてそこここで売っているのだが、ちょっと北の方に行くと、生えている木を自分で切らせてくれるところもある。こういう場合は一晩その木をガレージなどに置いておかないと、水が出て水が出て大変だそうだ。木の生命力ってすごいらしい。

 

兎にも角にも、クリスマスシーズン到来だ!

サイバー・マンデー

サンクスギビングの次の金曜日は『Black Friday』。そして翌月曜日は『Cyber Monday』。月曜日になると子供たちは学校へ。家で(時にはオフィスで 笑)ゆっくりとネットショッピングをするというもの。しかしBlack Fridayのセールが木曜日の午後8時から始まってしまうように、このCyber Mondayもかなり早い時間に始まる。広告を見て料理長がウキウキ。なんだかお目当ての物があるらしい。今晩12時発売開始。

 

でもねぇ。買わないのが一番安いんだよ(笑)

コンサートの準備

あっという間に12月が目の前に。12月になるとたいていの学校では「Winter Concert」が開催される。歌を歌ったり、楽器を演奏したりというものなのだが、これにはドレスコードがある。まぁ、Tシャツ・ジーンズ・スニーカーじゃなければよいのだが、女の子は可愛いいドレスを着ている子が多い。男の子も、可愛くスーツ姿。これが年齢が上がっていくにつれ、結構適当になってくる。特に男の子は、襟さえついていればOKと、チェックのシャツにジーンズじゃないズボン。しかし、やっぱり女の子は可愛く着かざる(笑)(勿論、黒いズボンなんてしっかりと指定されてくる場合もある。)

 

一番困るのは靴。だいたい男の子なんてスニーカー以外の靴なんて持っていない。(アメリカ人は持ってるんだろうなぁ。)ということで、毎年毎年この時期になると、靴を求めて右往左往。ある時は、特売品を求めて、ある時は年上のお子さんから譲り受け。

 

中学生になった小僧は、やっとこさ子供サイズの靴を卒業。一番小さいながらも大人のコーナーの靴がはけるようになった。こうなるとぐっと選ぶ幅が広がる。子供と大人の間のサイズは靴にせよ洋服にせよ、本当に難儀。デザイン云々は二の次。サイズさえあったら兎に角買っとけ!ぐらいのレベルである。

 

この週末は、ブラックフライデーからのクリスマス商戦まっただ中。コンサートの準備も忘れずに!

クリスマスツリー 点灯式

Thanksgiving – Black Friday が終わると街は一気にXmasムード一色に。それに花を添えるようにThanksgivingの翌週水曜日あたり(今年は11月28日)に『世界一有名なクリスマスツリー』Rockefeller Centerの巨大ツリーの点灯式がある。当日は、ツリーの周りで歌手が歌ったり、とイベントがあるのだが、中に入れるのはほんの一握り。それ以外の一般市民はかなり遠いところから9時の点灯を今か今かと待つ。当日は、正面のベストスポットへの立ち入りも禁止だ。記念写真を取るのなら、別の日に。

 

 

今年のツリーはNJから。ハリケーンSandyの襲来のわずか2週間前の決定だったらしい。NJも恐ろしい被害を被っているのだが、ツリーは耐えた。オーナーも1週間ほど停電に耐えたようだ。1973年に家を買った時にはわずか22フィート(約6.5m)だったモミの木も今では80フィート(24.5m)の大木に。当日は3万個(4万5千個との報道も)のライトで飾られ、世界中の人を魅了する。

Black Friday

新聞にはびっくりするほどの広告が…

我が家は、Thanksgivingディナーはないので、今日は一日ゆっくりこれらを吟味。何時何処へ何を求めて出かけるか、スケジュール調整。

Happy Thanksgiving!!!

スポーツのつながり

我が家は未だに『紙の新聞』を取っている。購読しているのは地元新聞の「Journal News」。地元新聞だから、当然学校対抗のスポーツの結果なども常に掲載されている。しかししかし…。今まではどこの誰が勝とうが負けようが、そこのページは見たことがなかった。でも今年は違う。小僧がクラブ(てこてこ走るクロスカントリー)に入ってからは、なぜかフットボールなどの結果も気になるように。数日前には、スポーツ欄一面に同じクラブの先輩の写真が掲載され、親子揃って大騒ぎ。小僧にいたっては、今まで全く興味がなかった学校のロゴ入りTシャツが欲しいと言い出す始末。不思議だなぁ。

 

 

高校にもマスコットがあり、タイガースとかパンサーとかなんだかプロみたいだ。こうやって否応にも愛校心が育っていくんだろうか?

 

 

ネットでもみられるんだけれどもなかなか…

Boo Sandy

 

この土曜日に『Boo Sandy』というイベントが行われたそうだ。場所はTappan Zee Bridgeを渡ってすぐのNyack。ハリケーンとその後の停電の影響で今年はハロウィーンができなかった。子供たちに楽しんでもらおうというイベントのようだ。子供たちは用意したコスチュームを着て街の広場へ。キャンディーをもらったり、フェイスペイントをしてもらっていた。やっぱハロウィーンがなくっちゃその後のサンクスギビング・クリスマスへ向けてのスタートが切れない。

 

『Boo Sandy』に引っ掛けて日曜日(Sunday)にやればよかったのになんて思うのは不謹慎…。

KIOSK

久々にNorwalkのStew Leonards’に行った。Yonkersの方が近いのだが、高速を降りて次の高速に乗る所が少し怖いので、少々遠くてもまっすぐ走ってさえいれば到着するNorwalkを愛用している。(笑)またNorwalkは、肉売り場-魚売り場-野菜売り場の順になっているので、メインを決めてから必要な野菜を買える。Yonkersは野菜-肉-魚となっているので、安売りのメインを見つけては、必要な野菜を取りに帰ることもしばしば。

パン売り場を抜けたらすぐにKIOSKが。(KIOSKというと『売店』のイメージがあるが、最近ではなんだかPCでインフォメーションがもらえたり、注文ができたりするところにもこの看板がある。)どうやらDELI(ハムとかチーズ)の注文ができるようだ。早速挑戦。ハムを選ぶと1/4・1/2lb・3/4・1lbなど細々と重さが表示されてくる。おまけにハムの厚さも指定できる。最後に、できたらテキストで知らせるよ!という親切なメッセージが。のんびり買い物をして、DELIコーナーにたどり着くと、いつもと同じに人だかり。しかしその隅にKIOSKお引き取りコーナーが。見ると頼んだハムが番号と共に置いてある。このショーケースはこちら側が開いていて勝手に取っていくようになっている。なんと楽々!

とても便利なこのシステム。今回はまだまだ利用している人が少なく、DELIコーナーに人だかりがあったが、そのうちKIOSKに人だかりができるようになるのだろうか?

まだまだ停電

 

ハリケーンサンディの影響で大変な事態が続いている。特にロングアイランドがひどいらしい。兎に角マンハッタンを中心としたCityを先にということで、他州から来た助っ人の電気屋さんはそちらに配置された。ということで、ここWestchester辺りは誰か働いてくれるんだろうか?と思っていたら、少しずつ少しずつ復旧した。我が家は5日後。しかし、なんと昨日(13日目?)やっと復旧したという近所の方もいた。各タウンでは毎日のように一斉電話をかけてくる。現在、この地域の停電は○○件だ。というようなもの。そして「まだ停電している家は必ずCon Edisonに連絡するように」。そう、配線などの関係で1軒だけ取り残されている可能性もあるからだ。

 

ブルックリンの友人宅も、未だ停電中。アパートなのでジェネレーターを使ってエレベーターなどは動くらしいが、各部屋の電気はつかない。(でもお湯はでるしヒーターはつくので、完全に生活圏内だ)ニュースではロングアイランドにお住まいの方々が「早く電気の復旧を」と抗議のプラカードを上げたりしているようだ。気持ちは勿論痛いほどわかるが、こればかりは仕方ない。近所で助けあって、待つしかない。ここ数年、毎年のように停電を経験しているここWestchesterより励ましを送りたい。

ガソリンがない!☆?

 

ここWestchesterでのガソリン不足は徐々に解消されている。勿論『No Gas』と書いた紙とテープが貼ってあるガソリンスタンドもまだまだ結構あるが、そこそこ開いている所もある。少し列はあるが4時間待ちなどということはない。しかしNYCなどでは深刻なようだ。停電とは無縁だったFlushingあたりでも、開いているガソリンスタンドがないとか。NJやWestchesterのハドソン川を挟んだ向かいのRocklandでも大変らしい。既にこれらの地域では行われているのだが、NYCも規制をするようだ。車のナンバープレートの下一桁が偶数か奇数かによって、給油できる日が決まるというものだ。(こんな時に不謹慎だが、もしナンバープレートがアルファベットだったらどうなるんだろう?)

 

聞くところによると、GWB(Goerge Washington Bridge)を渡ってNJ側すぐのFort Leeでは、簡単に手に入るとか。列があるという次元ではなく、ガソリンスタンドの人がこ「こっちこっち!」と呼び込みをしていたという情報も…。

 

昨日スーパーに行ったら、卵と牛乳が品薄だった。きっとまだまだいろいろと大変なんだろうな。ガソリンだけでも節約し、少しでも早い復旧に協力したい。

ハリケーン サンディー その7

週末がやってきた。なんと補習校は午前中だけオープンするという。現地校はずーっと休みだったのに。未だ家が停電中の子供に配慮して、お弁当なしの午前中。でも子供にとっては、気分転換にいいのかも。小僧は勿論病んでいるため欠席。(災害が原因での欠席 含ガソリン不足の場合は欠席にならないとか。災害が原因?での風邪はどうなんだろうか?)後から聞いてみると、ほとんどの子供たちが出席したとか。中には「学校は温かい」と言っていた子供も。先生にも大変な状況の方もいただろうに、無理して(?)オープンしてよかったといったところだろう。

 

その晩。翌日から冬時間が始まる。普段ならケーブルテレビやら携帯やらPCやらが勝手に新しい時間を表示してくれる。しかし今は状況が違うのだ。兎に角、時計を一時間遅くする。夕飯を食べ終わって時間を直したら、まだ午後6時…。いくらなんでも寝るには早い。ご飯食べてお風呂に入ったら、自然と睡魔が…。することもないからさっさとベッドに。

 

突然小僧につつかれて目が覚める。「なんか電気が通ったみたい。」見るとケーブルテレビのボックスに何やら横線が…。慌てて部屋の電気を。

 

ついた!思わず小僧とハイ・ファイブ!階下で音がしている。バスルームの換気扇が周り出したのだ。あちらこちらの電気を消してまわり、枯渇していたエレクトリック機器の電気を充電する。一段落して…あれっ?料理長は?これだけバタバタしているのにまだベッドですやすや。天下泰平とはこのことか?

 

こうして我が家の停電は5日と5時間ほどで終了した。

Nor’easter

やっとこさ、Sandyの爪あとから少しずつ少しずつ復旧しつつあるのに、次のストーム。え゛っ?今度のは「Nor'easter」という名前。ちょっと待って。だってSandyの後だからTとかUとかで始まらなくっちゃ。

これってなんだか特別なもので、アメリカ北東部からカナダにかけての沿岸を襲う『温帯低気圧』のことらしい。冬から早春にかけて起きるらしいが秋にも起きる。そして結果はたいていブリザード。

あちこちでまた木がお辞儀を始めた。これが電線に触れたら大変。雪かきもそこそこに、木から雪を払った。

ガソリン騒動

停電がおさまったから、買い物買い物。もう冷蔵庫も使えるしね。ガソリンを無駄使いしないよう、買い物は一軒で。そうなると日系になるなぁ。みんながみんな停電していた訳ではないので、日系スーパーはいつもの週末と同じ混み具合。レジのおばちゃんが「もう列になってるわよ。」と他のお客さんと何やら…。聞いてみると、すぐそこのガソリンスタンドが30分程前に開いたそうだ。そこの車の列がもうできているとか。30分前に開いたばかりなら折角列に並んでも、ハイおしまい!売り切れ!とはならないだろう。冷凍ギョウザを買っちゃったんだけれども…と思いながらも、その車の列に並ぶことに。

 

だいたいここに来るまでに一度どうしようか考えた列があった。それほど長くなかった。まぁ、ガソリンは半分ちょっとまだあるし、とりあえず買い物してからと思っていたので丁度よかった。

 

 

並ぶこと30分強。順番がもう目の前に。ガソリン価格はレギュラー$4.29とやっぱりちょっと高めだが、それほどでもない。きっと遠いところから持ってきたガソリンなのだろう。と考えると十分OK価格。ナンバープレートの奇数偶数の制限もなし。クレジットカード支払いOK。ガロン制限もなし。あぁよかった!

 

帰り際に新たな車の列発見!先程まで閉まっていたガソリンスタンドにタンクローリーが到着している。先ほど並んだスタンドの列は全く同じ長さ。別に長くなっていない。来る時にどうしようか考えたスタンドの列も全く長さが変わっていない。

 

シティーなどでは無料でガソリンを配るなんて状態になっているらしいが、どうやらこの近辺ではそこそこ落ち着いてきたような気が。しかし依然としてテレビのニュースでは長い列に夜通し並んでいる映像が。ちょっと待って!これって一昨日見たのと全く同じ。なんだかみんな誤情報に踊らせている気が…。

ハリケーン サンディー その6

ハリケーンの襲来が10月29日(月)。停電のままハロウィーンを迎えた。勿論学校はクローズ。ニュースでもハロウィーンは来週の月曜日に延期しよう!今日は『trick or treat』でまわらないように…。と言っている。そうはいってももし子供が来たらかわいそうだからと、非常用にもなるチョコレートを買った。(しかしやはり誰一人としてやって来なかった。夕方頃数名の子供たちがコスチュームを着て歩き回っている姿を目にした。)

 

そしてハロウィーンの翌日は11月。早いものだ。などと呑気に思っていたら、世の中ではガソリン不足でパニックがおきかけていた。ガソリンスタンドが開いていないのだ。ある店ではガソリンが売り切れ、ある店では停電のため営業ができない…。みんなが開いているガソリンスタンドに殺到し、数時間待ちも当たり前。閉まっているガソリンスタンドの前に停めて、いつくるかわからないガソリンを待っている車も。

 

 

 

勿論車の列なのだが中にはポリタンクを持っている人も。停電の為にジェネレーター(ガソリンを使う発電機)を使っている人が多く、それようのガソリン確保だ。しかしこのジェネレーター。お金持ち用のものだと家一軒分の電気をまるまる作ることができるらしいが、普通の家庭が持っているものは、ちょっと冷蔵庫、繋ぎ変えてPCくらいの感じ。とてもとても家のヒーターを動かすような容量はない。それでも一日動かし続けるには何ガロンものガソリンを使うのだ。この事態にオバマさんも『被災地にガソリンを』と指示を出したとか。

 

場所によっては、今日はナンバープレートの下一桁が偶数の人だけ給油できるとか、支払いは現金のみとか、一人10ガロン限定とか…。

 

幸い我が家の車は、ハリケーン前にお腹いっぱいにしてあったので、今のところ心配ご無用。電気もなければガソリンもない。泣

ハリケーン サンディー その5

 

月曜日の夜からの停電。生活は不便だが、なんとかなる。しかしやはり夜が寒い。2日目にして小僧の具合が悪い。暖かくするという基本中の基本がキープできない状況なので、すぐに医者に連れて行く。とりあえず風邪ということ。しかし停電中と告げると、週末に悪くなってきたら…と、肺炎予防の抗生物質の処方箋をくれた。

 

 

一日ベッドにいて、寝たり起きたり。こんな時に…とかわいそうにも思うが、逆に暇を持て余さずにラッキーかも。ベッドで読めるように電子書籍を購入した。

 

医者に言われたことは

 
       
  1. 暖かくする
  2.    
  3. 湿気を保つ
  4.    
  5. ゆっくり休む
 

3番のゆっくり休むは任せろ!といいたいところだが後の2つが厳しい。とにかくバスタブにお湯をはって、温度と湿気を確保する。

 

小僧が元気なら、モールにでも行って暖を取り、暇を潰すのだがそうもいかない。ひっそりと家で過ごすこととなる。

 

 

 

 

週末は朝晩が0℃と寒くなる予報。心配だ。

大統領選挙

今日は『スーパー・チューズデー』。大統領選挙の日だ。ここNY近郊では、ハリケーンの影響でまだ停電中の家もかなりある。それどころではないだろうと思っていたら、それでもかなりの人が投票しているようだ。大統領選挙ともなると80%以上の人が投票するとか。きちんと自分たちの国の将来を考えるというのはとてもいい事だと思う。

ハリケーン サンディー その4

焦ってもしょうがない。冷凍庫の塊肉などを氷にして、いろいろな物をアイスボックスに詰め替える。しかししかし…。うちの3件向こうは電気がついている。裏のスーパーも空いている。ガソリンスタンドもやっている。え゛っ?どうしてうちの周りだけ?悔しいけれどもしょうがない。どうせ最後は捨ててしまうことになるのだから、と毎日豪勢な食事が続く。

 

 

 

いくら家の中が寒いと言っても、冷蔵庫の中よりはかなり温かい。残念ながらビールはお預け。暇だから冷蔵庫の大掃除。お湯は出るから棚を外してきれいに洗う。そうかぁ。いい加減に掃除しろと神様が言っているのかも?もう数日して冷凍庫にもケリがついたら、こちらも大掃除しよう。それが終わったら電気が戻るかなぁ?

ハリケーン サンディー その3

情報収集にスマートフォンは欠かせない。しかし停電中だし、我が家の周りには他にWIFIは飛んでいない。3Gでニュースなどを読むとあっという間に電池がなくなる。何としてでも充電基地を確保しなければ。あちらこちらで情報収集の結果、仕事先に電話がつながることを発見。もしかしたら電気が通っているかも。充電器、携帯、コンピュータ(これでも携帯が充電できるため)などなど考えつくすべての充電関連グッズを引っさげてオフィスへ。

 

なんとラッキーな事にオフィスにはしっかりと電気が通っていた。できるだけの物をコンセントに差し込んで、PCでいろいろと情報収集。とにかく確実な充電基地が見つかったことで、一安心。幸い、マンハッタンのアパートビルとは違い、郊外の場合、停電だけであれば水もお湯もガスもたいてい大丈夫である。(勿論家によっては異なるシステムを使っているためお湯が出ないなんて場合もあるが…)ガスレンジもライターさえあれば火がつくので、料理もできる。(オールIH家電の家だとそうはいかないが…。)ただ灯がないだけ。後はヒーターがつかないだけ。(-_-;)。毛布2枚と布団2枚、フリースに靴下といういでたちで、寝ることに。

ハリケーン サンディー その2

夜中になると、風も随分とおさまってきた。さすがにリビングではゆっくりと寝られない。何はともあれしっかりと睡眠。とばかりに、各自ベッドに戻る。翌朝、目覚めてみても折れた枝はやっぱり折れているし、電気だってやはりつかない。悪夢ではなく現実だったんだ。

 

ニュースでは1週間から10日の停電は覚悟しておけと言っていた。これが我が家の停電対策グッズ。

 

 

何はともあれ懐中電灯。我が家の懐中電灯たちは全て電池なし。手でハンドルをクルクルと回して充電する。一番奥の大きいものは、ラジオも聞ける。これは中々重宝だ。是非とも一家に一台非常用にオススメする。

 

 

これがまたまた大活躍。本来は車のバッテリーが上がった時に使うものなのだが、内蔵電池で5~6時間の電球を灯し続けることができる。勿論携帯などの充電もOK。しかしこれ本体の充電にも、電気を必要とする。

 

   
最後に我が家の停電時に度々登場する「イカ釣り用ランタン」。キャンプ用の小さなプロパンガスを燃やすもの。イカ釣りに使うだけあってかなり明るい。これひとつあれば素敵なディナーテーブルが楽しめる(笑)

 

さぁ。これからどのくらいこれらのグッズと共に生活するのか。不安な日々の始まりだった。

ハリケーン サンディー その1

大型のハリケーンがNJの南に上陸するという。勢力事態はそれほどでもないのだが、暴風圏が広い。(恐らく日本の北海道から九州までがすっぽりと入るくらい。)そして、丁度満月満潮と重なるので水位の上がり方がすごいとの予報。スーパーなどでも水などがどんどん売れていった。

10月29日(月)夜8時頃の上陸ということで、午後になると風が出てきた。雨はほとんど降っていない。すると突然…

裏庭の木がまっぷたつに折れた。折れた方の枝はゆうに10mはある。家側に落ちなくて本当にラッキーだった。これが暗くなる前の5時半頃。この後6時半には早々と停電となる。その晩は風がかなり強く、木が折れたこともあり、家族全員でリビングルームで寝る。

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