星の王子さまNYに行く
何気なくチャンネルを回していたら、昔懐かしい映画が。最後の方のシーンで地下鉄が出てくるのだが、これがまた落書きイッパイ。だいたい改札口はコイン(トークン)を入れて遊園地の入り口のようにくるくる回るバーを押しながら入る。これを見て小僧は目を白黒。でもね。私達が来た18年くらい前はこんなだったんだよ。そして治安を良くするために先ずは地下鉄の落書き撲滅。日本の電車技術が使われたとか。落書きができない?しづらい?車体らしい。この映画に出てくる風景は決して古臭くないし、余所のものにも見えない。その昔20年ほど前まで実際にここNYにあった風景なのだ。
最初に地下鉄で電気が消えた時は、本当にびっくりした。今でも地下鉄で電気が切れることはあるが、昔とは比べ物にならないほど少ない。勿論今のようにホームに電光掲示板はないし、電車の中にも次の駅を知らせる掲示はなかった。
ついでに言えば、今では劇場などが立ち並ぶ42丁目のタイムズスクエアから西側。当時はいたるところに「Peep」という看板が立ち並んでいた。どうやら25¢入れると一定時間『覗き見』できるお店らしい。いったい何を覗くのか。お店の怪しげな雰囲気から容易に想像できた。East Villageの東側。アベニューがA~Dとアルファベットになる所がある。そこには絶対に行ってはいけないと言われた。当時、そのアベニューA辺りにある魚屋さんにお刺身を取りに行く事になり、わざわざ料理長にピックアップを頼んだ。しかししかし、アベニューAとかBなんて今じゃ全然OK。おしゃれなお店が並んでいたりカジュアルなレストランがあったり。治安がよくなり、住みやすくなるのは良いのだが、なんだかNYらしさが失われた気もする。
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