8年生のパイナップルテスト
「いつもスーツを着ている校長先生がTシャツ姿だったんだよ。でそのTシャツにはパイナップルと“Pineapples don’t have sleeves”って書いてあったんだよ」と小僧が言いながら大笑いをしている。何がそんなにおかしいのかと聞いたのと新聞などによると…。
今年のNY州の共通テストの8年生の英語の問題にイソップの「うさぎとカメ」のパロディー版の話が出たそうだ。元々の話はうさぎと野菜の茄子が競争をすることになった。絶対に茄子には何か必殺技がある(up its sleeve)と思い、皆は茄子に賭けるが結局茄子はうさぎがゴールするまで1mmたりともスタート地点を動かず、最終的には動物たちに食べられてしまった。というくだらない話。今回はこの茄子の部分がパイナップルになっただけだという。試験の最中に子どもたちから「これ全く意味を成さない」「なんだか変」と多くの質問が飛び、試験の後ではあちらこちらで“Pineapples don’t have sleeves”と皆が大笑いをしていたとか。これらの反響に急遽この問題は採点結果より外されるようになった。
あまりのくだらなさに呆れ果ててしまった。こんなことに私たちの血税が…(泣)しかしこのTシャツをいち早く手に入れ着てくる校長先生もなかなかユーモアセンス抜群の方。ちなみにこのパロディー作者は、もらった原稿料で奥さんと食事に行ったとか。「もちろん奥さんは茄子を食べたよ」
« Teacher Appreciation Week | トップページ | Bicycle Sunday »
「学校・教育」カテゴリの記事
- 大学ZOOM授業(2020.09.27)
- オンライン授業大学編(2020.09.13)
- ハイブリッド(2020.09.11)
- SATが受けられない(2020.08.29)
- NYは安全な州?(2020.08.23)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント