スズちゃんの朝顔
3年程前、ご近所に住んでいたスズちゃん。補習校でもらってきた朝顔を残して帰国した。それ以来我が家では毎年、『スズちゃんの朝顔』が夏の風物詩となっている。特別に何も手入れはしていない。勝手に落ちた種が翌年芽を出す。料理長がせっせと抜くのだけれどもそれでも残ったものがジャングルのようになる。そしてびっくりするほどたくさんの花をつける。「朝顔市」などと聞くと、なんとも言えない可憐なイメージがある朝顔。しかし我が家の朝顔は雑草の如く生命力が強い。(笑)毎夕、小僧とスズちゃんは庭で二人で遊んでいた。カエルを捕まえたり、水や泥にまみれてそれはそれは楽しそうだった。あれから数年。あっという間に小僧はミドルスクーラーとなる。スズちゃんは日本でどうしているのだろう?今も変わらない朝顔を見る度に、あの頃を思い出す。
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