田舎の電車
久々にマンハッタンに電車ででかけた。電車に乗るといつも思う。なんて田舎なんだろう。日本は携帯でぴっ!と改札口を通る(らしい。)こちらの駅はほとんど無人駅。おまけに改札口なんてどこにもない。自動販売機で切符を買って電車に乗る。(ここまでは普通だから何もびっくりすることはない。)電車に乗ってしばらくすると車掌さんが検札にやってくる。そしておもむろに車内用切符をチョキチョキ。各自の椅子の背に挟んでいく。立っている人には手渡していく。ある程度の区間が過ぎると、またやってきて新しい乗客にはチョキチョキ。もう降りちゃって持ち主のいなくなった切符は回収…。電車に乗っている区間が短くて、車掌さんが来なかったらただ乗りだ。買った切符は2週間ぐらい使えるのだ。
土日には走らなくなる電車もある。夜になると1時間1本なんてざら。これが日本風に言うと「マンハッタンのベッドタウン、ウェストチェスター」だ。
ちなみにこの車内用切符はいろいろな色が用意されている。子供がいると、スマイリーフェイスなどをチョキチョキと切ってくれる。一度「子供のお土産に頂戴!」とお願いしたら持っていた全ての色の切符をごっそりくれた。通りかかった別の車掌さんにも声をかけて自分の持っていない色の切符を集めてくれた。小僧はしばらく本物の切符を、クラフト用の可愛い形のパンチャーでチョキチョキして遊んでいた。
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