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2011年6月

ニューヨーク夏の風物詩

小僧をキャンプに迎えに行った帰り、いつものように車の中でラジオを聞いていたら…「turtle turtle turtle」?さすがにこれは私でもわかる。カメがどうしたって?その後少しして、今朝、JFKの滑走路に150匹ほどのカメがいてフライトが遅れた…?ここの部分は小僧が聞いたので確かだとは思ったが、あまりにも唐突なニュースなので帰ってから確認。さすがに滑走路&カメの写真はなかったが、捕まえられたカメの写真と管制塔と飛行機などのやりとりを聞くことができた。アメリカン航空○○便。右前方30フィートにカメ発見!トラック△△。カメを4匹ゲット!など、聞けば聞くほど大笑いしてしまうやりとり。今まで知らなかったが、このカメは、卵を産むために毎年JFKを右から左へ移動しているらしい。なぜか今年は滑走路を大量に一度に横断することになり大騒ぎになったようだ。JFK辺りでの夏の風物詩なんだなぁ。

そして夜はママロネックの消防パレードがあった。ただただママロネック商店街に、各市町村からやってきた消防車が練り歩く。遠くWaterberryなんてところからも来ている。こんなに消防車が出払っちゃったら、火事が起きたら大変だなぁ?と心配するほどだ。さすがに小僧はもう行きたがらないが、小さい子供たちには大人気のイベントだ。そしてそして…。この消防車たちが帰るときには、なぜかサイレンを派手に鳴らす。昨夜は11時過ぎだった。もしかしたら本当に火事だったのかもしれないが、毎年毎年かなりの数の消防車がサイレンをこれでもかと鳴らして帰っていく。これはWestchesterの夏の風物詩だ。

Tick

小僧のキャンプが始まった。昨年行ったところなので親子ともどものんびり。しかし油断大敵。前日夜になって虫除けスプレーがないことに気がついた。とはいえその時間に買いに行くのは面倒なので、翌日新しいものを用意することにして、初日は家にある使いかけのちょっぴりしか残っていないスプレーを持っていくことにした。サマーキャンプでは、日焼け止めと虫除けスプレーを持参させるところが多い。そしてキャンプ中に塗ってもいいという親の承諾(サイン)が必要だ。小僧の場合は、日焼け止めに対して肌が弱いためほとんどつけずに、UVカットのシャツを着せて済ませる。が、虫除けスプレーはそういうわけにはいかない。

日本にもいるらしいがTickと呼ばれるマダニが怖い。シカ、ネズミ、野鳥などが持っているライム病を媒介するのだ。勿論全てのマダニがライム病を持っているわけではなく、ライム病を持っているシカなどの血を吸ったマダニが対象だ。しかしこのライム病はかなり怖い。コネチカット州のOld Lymeというところで確認されたためこの名前がついた。最初は風邪のような症状や筋肉痛、関節痛などがあるが、25%の人は無症状らしい。そのまま治療をせずに進行すると慢性関節炎、不整脈、神経症状などを伴う。

どんな病気でもそうだが、早期発見早期治療をすればこの怖いライム病もあまり怖くないらしいが、発見治療が遅れるとなかなか大変らしい。この近辺はTickがいる場所とされているので要注意。このTickは血を吸う為基本的には肌にくっついて離れない。キャンプから帰ってきた子供のチェックは忘れずに。勿論虫除けスプレーもこまめに。そして一番大事なことは、刺されないようにすること。Tickはのみではないのでジャンプはしない。藪などにいてゴソゴソするらしいので、そういうところに入らないようにする。ゴルフ場では必要以上にロストボールを探して藪の中に入ったりしない。さっさと諦めてペナルティーを払ってプレイした方が安全だ。

スクールサプライと自立

こちらの学校では年度初めにその年1年間に必要な学用品を揃えなければいけない。それぞれの学校でその学年に必要な学用品のリストが出される。「School Supply」と呼ばれるものだ。今まではPTAが一括購入してくれるものに申し込んでいたので、買ったことがない。話を聞くと、新年度直前になるとStaplesに長蛇の列ができるらしい。学校によってはぎりぎりにこのリストが発表されるらしいが、小僧の学校は既に発表されている。6年生、7年生、8年生とそれぞれリストがあるのだが、6年生だけイラスト付き!そしてこの学用品を買うにあたって、親が手伝わないようにとの注意書きが。自分で揃えてきちんと管理させろ、自立させろ!ということなのだ。小僧は6年生だよ!そんなこと言われなくても…。と笑ってみたが、実際に小僧もこの学用品を買ったことがないのだ。Staplesでちゃんと見つけられるのだろうか。(汗)

こちらの子供は、日本の子供に比べてかなり幼い。だいたいどこへ行くにも親に運転して連れて行ってもらわなければいけない。なのでそろそろ自立心を育てようということなのだろうか。しかしこれが数年たつと運転免許を取って車でブィーンといなくなる。大学に入ると本格的に家を出て行く。このギャップはかなりのもの。だからこそ小さいうちはできるだけ手元においておくのだろうか?

お隣さん

 

我が家の庭にある大きな木に住んでいるアライグマ。昨年はおかあさんと子供2匹がいた。今年は一家をまとめて見ていないので何匹いるのかは定かでないが、とりあえずこの子供らしきちび助がいるので親もいるのだろう。昨夏は、小僧は友達と庭でキャンプのテントで寝ていて、このアライグマの急襲にあった(爆笑)。詳しくはこちらをどうぞ。

緑豊かなWestchester。子供たちもいろいろな体験ができる。

Facebook

随分と前に登録はしたものの、ほとんど使っていなかったFacebook。しかし最近とても重宝しだした。登録する人がどんどん増えてきて、みんな近況をどんどんアップするようになったからだ。日本だとmixiが主流らしいが、海外はなんといってもFacebook。日本の友達の名前が随分と出てくるようになった。ここのところ少し気合を入れて使っている。みんな友達になってね。メールの何倍も手軽にコメントを送れて、近況のやりとりができる。便利な世の中だ…。

私たちがこちらに来たのは1994年。そう今では当たり前の『Windows』が爆発的にヒットしてPCが普及した『Windows95』が発売される前なのだ。PCなど勿論持っていず、国際電話も一分16¢なんていう時代だった。(今はその半額ぐらい?)一生懸命絵葉書を送っていたのが懐かしい…。

今ではインターネットを使えば調べられないものは無いほど…。しかし情報は情報で、やはり自分の目で見て耳で聞いて肌で感じることを大切にしていきたい。(いくら商品のデリバリーが指定日時に来ないとネットで知ってはいても、実際に来ないときのイライラ。電話をしてみたら「今日は行けない。」と平気で言われることへの腹立たしさ。そしてなんといっても思うように言葉が通じないもどかしさ…などなど…はーッ(´○`)=3)

Best High Schools

毎年発表される『America’s Best High Schools』。Newsweekが行うやつなのだが、これが発表されるともう大騒ぎ。ランキングに納得が行かない父兄が学校に怒鳴りこんだり(笑)、納得がいかない学校が再調査を依頼し、正しいランクを保護者に知らせたり…。毎年毎年発表されるランキングが増えていた。昨年などは1600位まであった。しかし今年はグッと縮小の500位まで。卒業率やテストの成績などの項目を総合的に加味してランクを出しているらしいが、ちょっと???と思う部分も…。このランクにより地域の不動産価格が変動するというからかなり大それたものだ。

終業式

小僧達は卒業式は終わったのに、その後1週間学校に通い終業式を迎えた。今までは必ず、迎えに行って花束とカードを担任の先生に渡し、小僧と一緒に記念写真!だったが、今年は随分と簡略してしまった。だいたい担任の先生とお会いしたのがたった3回。

 
       
  1. オープンハウスと呼ばれる学年最初の説明会
  2.    
  3. 面談
  4.    
  5. 遠足
 

今までは学期途中に『ワークショップ』と呼ばれる一種の学習発表会のようなものが度々開催されていた。なんでもなくてもクラスでパーティーなんてのも。しかし今年は全くなし。バレンタインも持ってきちゃだめ!なんだかこちらもイマイチ盛り下がり。仕事があったこともあり、小僧にカードを持たせた。(花束はなし。写真はこの間の卒業式の時に撮ったからOK!)日本ではどうなのだろうか?こちらではクリスマスと年度末に担任の先生に御礼を差し上げるのが通例。クラスマザーが集めてプレゼントをあげることが多い。これに便乗するもよし。自分で何か差し上げるのもよし。勿論心付けなのだからなくてもよし。

 

そして一番気になるのが、成績表。ドキドキしながら開けてみると…「あらっ?意外といいんじゃないのぉ?」小僧曰く「調子良かったんだよ」?!☆?しかしそれと同時に早速夏休みの宿題も持ち帰ってきた。読書なのだが、最低2冊は読むようになっているらしい。そしてもっと読んだらその記録をきちんと書いて提出すると『エクストラクレジット』になる…。なんだか大変そうだ。今までもプリントの最後にこれはエクストラ…、というのがあったが、これからは常にこのエクストラを意識してやっていかなければいけないんだなぁ。でもその前に長い長い長い夏休みだ。うらやましいなぁ。

卒業アルバム

小僧が卒業アルバムをもらってきた。友達同士たくさんのサインを交換したようだ。どれどれと小僧のバックパックの中を探すが、どこにもない。へ?忘れて来ちゃったの?もう一度探すと見慣れない教科書が…。あれれ。これが卒業アルバムなんだ。日本風に言うとちょっと厚めの音楽の教科書みたいな感じ。とてもとても布張りの日本の卒業アルバムとは似ても似つかぬ代物。結構楽しみにしていたのでかなりガクッ。まぁ。中身は日本のものとあまり変わらない。個人写真とクラブなどの写真。ところどころに日常の写真。やはりアルバム委員の子供はたくさん載っているとか…(笑)

アルバムの最後に白紙のページがあり、ここにサインを書くらしい。小僧は男の子中心に60名近くのサインを貰っていた。よく見てみると女の子が数名。だから男の子だけで50名以上。だいたい学年で130名くらいなんだから、ほとんどの男の子にサインをして貰ったことになる。まだまだ女の子と仲良くという年ではないから、こんなモノだろう。小僧の学校は小学校から高校まで全く同じメンバーで過ごす。このサインをもらった子たちと一緒に高校を卒業するのだ。親も子もお互いよく知っていて、とてもアットホームなコミュニティーだ。お互いに協力しあってミドルも頑張ってぇ~!

ほっほっほたるコイ

夕方(と言ってもこの時期は9時ぐらいまで明るい)、ふと庭を見るとピカっと光るものが。ホタルだ。日本の蛍はきれいな水のあるところで…。ととても稀少価値的な存在だが、この辺のホタルには当てはまらない。水なんてなくてもよさそう。別に空気だってそんなに済んでなくても…。ただ一応コンクリートではなく草のあるようなところに出没する。いくらでも捕まえることができるし、油断すると家の中に入ってくる。かなり大きくおまけに真っ黒なので、家の中を飛ぶ姿は御世辞にも優雅とは言えず、またまた大きなハエが入ってきちゃったと同じくらいのレベルだ。

ホタルは夏の風物詩というのは日本もアメリカも同じ。6月くらいから夏の終わる頃までそこここで見ることができる。別に暗くなくても勝手にピカピカ光っている。(さすがに真昼間には見かけないが、まだ明るい夕方頃には活動は開始しているようだ。)今日は「the first day of Summer」で日本風だと夏至。これからが暑い夏本番だというのに、これから1ヶ月に1時間くらい昼が短くなっていく…。

Fig & Olive

マンハッタンに数店舗あるFig & Olive。Scarsdale(Vernon Hills Shoping Mall内だから感覚的にはEastchester)にお店があるのは知らなかった。昔Bordersかなんかがあったとこかなぁ?

 

 

全ての料理にレストラン特性のオリーブオイルを使用しているほど、オリーブオイルにはこだわりを持っているレストラン。中でも、Extra Virgin Oil は、地中海の最高のオリーブオイルを使用。店内の壁には何百本というオイルのボトルがディスプレイされ、お・し・ゃ・れ!

 

絶対に食べたかったセビーチェ。この白身魚のセビーチェが一番オーソドックスな感じ。あっさりしていてとても美味しい。

 

やはりオリーブオイルが売りだから、ランチメニューのメインもサラダが半分以上を占める。そしてこのボリューム。極上のオイルだからだろうか。ちっとも重くなくあっさりとさらりと頂けた。

 

Fig & Olive

Fireman's Carnival

毎年独立記念日(July 4th)前の1週間は、ママロネックハーバーの公園に移動遊園地がくる。昔々その昔…。「グリース」という映画のラストシーンで、なんだか芝生のきれいな広大な公園のような所に遊園地のようなものがあって、アメリカってすごいなぁーと意味もなく思ったが、今から考えるとこれは学校にやってきた移動遊園地だっだんだ。こちらの移動遊園地は本当に遊園地が移動する。かなり激しい乗り物まで分解して移動してくる。そして1日もするとまた組み立てて乗れるようになる。こんなんで大丈夫なのかぁ?と不安になることも…。

 

ママロネックのこのイベントは『Fireman’s Carnival』と呼ばれている。今年は第64回というからかなりの歴史もの。6月28日~7月5日までの1週間。ハイライトはなんと2回(笑)6月29日の夜(7時からの予定)に行われる『Fireman’s Parade』。これはこの近辺の消防署から消防車がやってきてパレードをする。ただ単に町ごとに消防車が通るだけなのだが、子供たちには大ウケ。なんとサッカーワールドカップで話題になった「ブブゼラ」も売られている。我が家は7~8年前に買った。

 

もう一つのハイライトは勿論 July 4th の花火。隣町のRyeとLarchmontの3箇所で同時に花火があがる。(はずなのだが毎年たいていどこかの調子が悪く時間差で始まり時間差で終わる)私的には涼しいクーラーの効いている家でビールでも飲みながらTVでマンハッタンの花火大会を見るのが理想なのだが、料理長と小僧が絶対に行かなければいけないと強固に言い張るので、虫さされを塗って出かけていく。(-_-;)

卒業式

小僧の小学校の卒業式があった。9時半からというので9時ちょっと過ぎ頃に行くと、もう駐車場はいっぱい。会場もかなりの人でごった返していた。両親、祖父母などかなりの人手。しかし親の服装はというとかなり普通。ビーサンだったり…。((-_-;))子供たちは一応、そこそこの格好をしてくるようにと言われている。女の子はみんなドレスで可愛らしい。男の子は…。一応えりのあるシャツと長ズボンというドレスコードを守っているだけ…。中にはスーツをビシッと着ている子も数人いたが、ほとんどは普段着に毛が生えたようなもの。

 

式が始まると一番最初に全員で『The US Pledge of Allegiance』を唱える。これは毎朝行っているアメリカの国旗に向かって忠誠を誓うものだ。校長先生などのスピーチのあと、一人ひとり卒業証書をもらった。名前を呼ぶのが校長先生、そして渡すのがスーパーインテンデントと呼ばれる学校区の教育長(?)みたいな人。ステージの真ん中で渡すのだが、一人ずつ①手渡す②握手③正面を向いてスマイル!というルーチンをこなす。これは写真撮影のためだ。だいたい校長先生も、「真ん中で渡すから写真を撮ってね!」なんて言う。厳粛な日本の卒業式とは大違いだ。子供たちもちゃんと正面を向いて写真用のポーズをとる。お母さんが学校区の役員をやっていたり、学校の先生だったりするとこの教育長ではなくお母さんから卒業証書をもらい親子揃ってスマイル!え゛っ?お母さんから貰いたいのかなぁ?

 

最後に子供たちと音楽の先生が作った卒業の歌を歌ってオシマイ。さようなら学校。さようなら校長先生というちょっとしんみりとしたいい歌だった。終わった後は外でおしゃべり&写真撮影。小僧達はというと、どうせ全く同じメンバーでミドルスクールに行くので何の感動もなし。仲良しの友達同士「6th grade」となどといって、ハイファイブをしていた。

 

担任の先生と写真を撮ったが、「明日も会うからね」と言われてますます冷めてしまう。この後も1週間は学校に通う。とはいっても遊びにいっているようなもの。来週はBBQ、先生とのキックボールゲーム、水遊びの日…。とそれならもういっそのこと休みにしてよ、と言いたくなるような行事が満載。このへんも日本とは大きく違う。

 

そして長い長いながーい夏休みが終わると、小僧もとうとうミドルスクールに通う。成績ごとのクラス分けなど今までにない厳しい世界が待っているようだ。親もしっかりと心の準備をしなければ…。

 
卒業おめでとう!

みんな元気ですよ~!

今年もまた引越しのシーズンだ。日本に帰られる方、他州などにお引越しの方…。送別会が続き、寂しい毎日だ。

つつじのシーズンが終わったなぁ~と思っていたら、その足元に小さな葉っぱが…。そう、これは3年ほど前に帰ったスズちゃんの置き土産。毎年毎年みごとに花をつける朝顔だ。ジャングルのように階段の手摺にツルを巻く。この朝顔を見るたびに、仲良く遊んでいたスズちゃんと小僧を思い出す。

毎年毎年、Aちゃんからいただいてきた紫蘇。しかし、どうしても我が家では翌年芽が出なかった。(というか、料理長が雑草と間違えて抜いていたのが判明…(-_-;))昨年帰国したAちゃん。しかし今年はいただいた鉢に全く手を触れずに春先を過ごしたらご覧のとおり。夏には、紫蘇たっぷりのお素麺がいただけそうだ。これから毎年頑張って育てるね。そしてこの紫蘇を見て、プールのロッカーでかくれんぼして遊んでいたKくんと小僧を思い出すことだろう。

秋になると枯れてしまう1年草。でもこうやって春になって新たに芽を出すと、自然といろいろなことを思い出す。みなさん、ご無沙汰しています。日本でお元気ですか?残していった植物たちは、今年も元気に育っていますよ。

楽器コンサート

今年もまた小僧の楽器コンサートがあった。小僧の学校では4年生からバイオリン・チェロの弦楽器若しくはトランペットやフルートなどのブラスバンド系の楽器を習うことができる。(以前は弦楽器は3年生からだったのだが、経費削減のためか今では4年生からになっている。ラッキーにも小僧は今年で3年目のチェロだ。)先生は、学校の音楽の先生。小僧の小学校に音楽の先生は二人いるのだが、双方ともフルートやらトロンボーンやらを教えることができる。チェロだって弾ける。勿論シンセサイザーなども使いこなし、作詞作曲もする。こちらの音楽の先生は本当に芸達者だ。

最初はビギナーと呼ばれる今年始めたばかりの子供たちの演奏。まだ1年それも週1度のレッスンだ。頑張ったねぇ。演奏し終えると観客からのスタンディングオベーション。子供たちも楽器を振り上げそれに答える。こういうところはアメリカンだなぁ。
そして小僧たちの番。ここは少し進んだクラスということで、個人レッスンを受けている上手な子供も学年に関係なく含まれている。さすがにそこそこまとまって演奏。特にブラスなどはたいしたもの。ブラス系は1年でやめてはいけない。最低2年やらないと…と改めて認識した。

小僧が今通っている学校は3学年300名ほどの規模である。うち楽器が習えるのは2学年だが100名程の子供たちがクラスを取っているとか。このクラスは無料。朝練だったりお昼休みだったり、と空いている時間にレッスンがある。楽器は1年間レンタルして、保険を入れてもチェロだと$200ちょっと。他の楽器はもっと安いはず。バイオリンだと$100以下だと思う。なんとお手軽にいろいろな楽器を始めるチャンスがあるのだろう。こういう機会があったら、私だって今頃何か楽器の奏者になっていたかも…。うらやましい限りの環境だ。

◯とX

年度末だ。小僧が学校からいろいろな物を持ち帰る。アートの作品にテスト…。以前は月毎にテストの集計用紙みたいなのがやってきて、次回の目標(親子とも)を書いて提出しなければいけなかった。が、今年はなにもない。あーよかった。コメントなど要求されたらそれこそ大変だ。どれどれ…と見てみると

ギャー!バッテンだらけ…。でも落ち着いて見ると点数は悪くない。1ページ全部にチェックがついている。これ、日本風だと全問不正解だよね。でもこちらだと『あっている』ということのようだ。ちなみに間違っているときは、チェックではなくて×がついていたり、○で囲んでその横に-1のように減点が書いてあったりする。なんとも分かりづらい。お花まるなんて絶対になく、どうしてもバッテンに見えるチェックマークがなんとも寂しい答案用紙だ。ちょっと前までは「火曜日は○○テストですよー」とお知らせがあったし、小僧もそう言っていた。しかし最近では、学校も何も言ってこないし、小僧も何も言わない。勉強している気配はない。しかしこんなにいろいろとテストをしていたんだ。その調子で9月からのミドルも頑張ってくれ!

流行もの…

土曜の夜、腹筋などのトレーニングをしながら「なんだか気持ち悪い…」と小僧がいう。こんな時間にそんなことしてるからじゃないの?なんて言っているうちにトイレに駆け込んだ。しかしその後はすっきり!どうしたんだろうねぇ。なんて放っておいたら、その晩は数回トイレに通う。これはこれは…。少し前にお友達もこのような症状に。どうやら「嘔吐下痢症」のようだ。翌朝も1度トイレに行くが幸いにも小僧の場合はこれでおしまい。少し熱っぽかったものの一日寝ていたらケロリ!

お友達から事細かに症状や食べさせる物を聞いていたので慌てることなく済んだ。とにかく水分をとることと、食べるものはパンなどの乾いたもの。勿論バターなどを塗ってはいけない。なにもないままもそもそと食べるのだ。水分もネットで見てイオン飲料なるものを作った。塩水なのだが少しお砂糖を入れると吸収率がアップするとか。これをこまめに飲ませるようにした。トイレも本来なら、上から始まり下に移るらしいが今回は上だけでおさまり『ほっ』。
「これこれこうなのよ…。」とママ友に話すと「最近流行ってるからねぇ」。えっ?知らなかった。まぁ知ってたからって何をしたわけでもないけれど。
潜伏期間は1~3日。これは現地校でもらってきたなぁ。しかし、健康であれば発症しないとか。小僧がかなり一般的な症状より軽かったのは、よく食べ(ほとんど勉強をせず)よく遊んでいるせいか?(苦笑)

遠足

小僧の遠足の付き添いで、マンハッタンの自然史博物館に行ってきた。笑っちゃうことに、5年生にもなって22人のクラスに付き添いの親が8名。館内も別行動をするわけでもなく常にクラスでまとまって歩く。一人2~3名の子供を渡されて確実について行っていることを確認する。

 

「遠足なのに写真が取れないわー。こんなの遠足じゃない」(?)と文句をいう親が出るほど、とにかく大急ぎで展示物の前を通り過ぎる。そしてビックリするほど早いお昼。館内にあるテラスと呼ばれる場所でとった。お天気が良くて今回の遠足で最高のパートだった(笑)

 

 

トイレ休憩の時…。「男の子たちは…?」「ほら○○のお父さんがいたから…」そうか。こういう時のためにお父さんが来ていたのか。と思って他のクラスも見てみると、女の先生のクラスには必ず一人お父さんが同行していた。細かな気配りだ。

 

あっという間の4時間が過ぎ、学校に帰ってくると入り口で校長先生がにこにこして出迎えてくれた。

 

”遠足に同行する=一日クラスのお母さんたちの中で過ごす”という英語ができない者にとってはかなりの緊張を擁する一日。家につくなり頭痛に襲われ、気がつくとソファーで爆睡。でもたくさんたくさん小僧と友達の写真が撮れたからプラスマイナスゼロいやお釣りがくるかな?

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