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2011年1月

子供らしい子供

ここのところ雪の話題ばかりで恐縮です(汗)。今シーズン6回目のストーム。予想をはるかに超えた雪の量でもちろん学校はお休み。いい加減雪だるま作りにも飽きた小僧。それならばお友達を誘ってまたそりでもやるかい?ウェストチェスターにはそり遊びをするのにうってつけの場所が山ほどある。小さい子なら家の庭にスロープを作ってもOK。ちょっとした坂ならいたるところにある。学校のグラウンドの端の方にはたいてい坂があったりする。ハイスクールなどには結構いい場所があるらしい。そしてゴルフ場。もちろん雪かきはしないからいつでも雪は豊富(笑)ということで今回は、近くのゴルフ場に繰り出した。スロープになっている場所までは、もちろん雪かきをしていないところを、ズボズボと歩いていかなければならない。しかし坂の上にたどり着くと、それはそれは一面銀世界でスキー場かと目を疑わんばかり。

誰が作ったのかちょっとしたコブらしきものもあり、その上でちょっぴりジャンプ。もちろんスキー場ではなくゴルフ場だから、それほど急ではない。そして滑ったあとは、長い長い坂を登っていかなければならない。それでもさんざん遊んだ小僧たち。

今年は本当に雪が多い。今のところ既に観測史上4番目の量が降ったらしい。(ちなみに私たちがNYに来た最初の冬は、観測史上一番の降雪量だったのだ。)そういえば最近小僧がテレビゲームをしたのはいつだろう?(ついでに勉強とか読書とかも…汗)それくらい四六時中外で過ごしている。超子供らしい子供を地で行く小僧である。

え゛っ?来週もまたストームの予報?げっ…!

ブラックアイス

今シーズン6回目のストームだとラジオで言っている。今年はよく降るねぇなんて悠長なことを言っているレベルではなくなってきている。本当に毎週ストームがやってくる。雪はいいのだが、道路が凍結するのがなんとも怖い。我が家のガレージの前はつるつるだ。でも氷の白っぽいところはまったく見えない。アスファルトの黒い部分だけが見える。ただ濡れているだけに見えるのだが、実際にはつるっつるっ。知らなければスッテーンと転んでしまうレベルである。こちらではこんな凍結を「ブラックアイス」と呼ぶ。文字通り、黒くみえる氷。
何年か前に夜中に車で帰宅する途中にこのブラックアイスに行く手を阻まれたことがある。交差点の一時停止でしっかり止まり、ゆっくりと左折。しかし車の後部がさーっと右に流されていく。ハンドルもブレーキもコントロール不能。敢え無くというかなんともラッキーなことに、前日降った雪の山にぶつかって止まった。料理長は酔っ払っていたし、家まではあと30秒ほどの距離なので車をそこに放置することにして車をでたら…。なんと家までの道路が全て凍っていたのだ。大人二人はスケートリンクの手すりにしがみつく要領で、車にしがみついている。それを尻目に、小僧は(華麗な?)スケーティングでとっとと家に向かって滑り走って行く。「あぶないよー転んで頭打ったらたいへーん」と後ろ姿に叫ぶものの車から手を離すことができず情けなかった。

普通に運転していてこのブラックアイスに乗ると、一瞬車が浮かぶ感じになったりするそうだ。気をつけようにもどうしようもないのだが、やはり交通情報などでしっかりと情報収集し、慎重に運転するしかないのだろう。♪は~るよこい!は~やくこい♪

春よこい♪

昨日今日と寒い日が続いている。こんな時にヒーターが止まったり水道管が凍ったりしたら本当に大変。我が家も今朝は、ベースメント横のガレージが22度(もちろん華氏)だった。

ふとラジオから聞こえてきた。「グラウンドホッグには春を告げてほしい~。」そうだ。来週はもうグラウンドホッグデーなのだ。グラウンドホッグと呼ばれるもぐらのような動物が春の訪れを占う日。有名なのは本家本元フィラデルフィアのフィル。この辺りではスタッテンアイランドのチャック。彼らが(もしかしたら彼女?)この日に振り返って自分の影を見たら(要するに陽が照っていて、自分の影が出来ていたら)なぜか冬はあと6週間続く。反対に天気が悪く、影が見えなかったら春近し。となる。ちなみにフィラデルフィアのこの日の予報は『Scattered Snow Showers』降水確率はなんと60%。このままでいけば「春遠からず」となるはずだ。横から料理長が口出しする。こんなに寒くっちゃフィルも穴から出てこないだろう。(-_-;)

アメリカのエコ

Costcoに行ったら「fluorescent lights」というものが山積みでどうやら安売りしているようだった。そうそう、最近この新型蛍光灯は流行っている。電球は通常のものよりちょっぴり高めだが、寿命は長く、使用電力が1/4だとか。表示も60Wの明るさだが消費電力は13Wとなっていた。安売りとというから安いのだろうが、なんだかよくわからなかったのでとりあえず4個入りのパッケージを一つ買ってみた。家にかえってびっくり。予備の電球をおいてあるところには1ダースは入っていようかという蛍光灯の大きな箱が…。新しもの好きの料理長がさっさと仕入れていたらしい。(笑)早速切れている電球を取り替える。スイッチを入れるとつくにはつくが、なんだか暗い。しかしだんだんと明るくなってきて、30秒ほどで全開となった。これくらいならOK!今までの電球はなんとなく黄色い灯りだったのがよくわかった。蛍光灯の灯りは白いのだ。アメリカに来てからずーっと黄色の電気のもとで生活してきたので、白い灯りは眩しく新鮮だ。なんだかうれしくなって、切れていない電球までも全部取り替える料理長…はーッ(´○`)=3。

アメリカもやっとこそさ重い腰を上げて、少しずつ地球温暖化対策に進み始めたようだ。TVのコマーシャルでは、真ん中に芯のないトイレットペーパーの宣伝をしていた。宣伝だけではなく、いろいろなメーカーがこの商品を作れば自然と普及する。エコ先進国の日本から比べるとなんともはや、もどかしいのんびりしたものだろうが、消費大国(何でも捨てちゃう)アメリカからすると、かなりの大きな一歩と言えよう。このまま継続されることを願おう。

頑張れJETS!

最近やたらとラジオでJETSのことを言っているなぁと思ったら、なんとJETSは明日の日曜日に勝つと、スーパーボールに出られるらしい。だからかぁ。「JETSはほとんどNJにいるのだから(NY Giants と NY Jets はNJにあるGiantsスタジアムを本拠地としている)NY JETSと名乗るのはおかしいなんて言い出すNJの不届き者も…(笑)今回の相手はピッツバーグ・スティーラーズ。子供たちももちろんJETSを応援しているのかと思いきや、小僧の学校では圧倒的に敵方のスティーラーズの方が人気があるとか(怒)2008年のGiantsの時にはあんなに大騒ぎしたのにさ。しかしここのところ寒いし雪は続くしで、この近辺ではちょっぴり盛り上がりに欠けているような気がするのが寂しいところ。我が家ではどちらかというとJETSファン。(しかし小僧は絶対的なGiantsファン)是非とも日曜日には快勝して、スーパーボールに出てほしい!頑張れJETS!

親切な日本

またまた、また雪が降った。小僧の学校は2時間遅れだ。だからといって、クラス連絡網で「今日は2時間遅れです」なんて回ってはこない。小僧の学校では朝6時ごろに録音テープの電話がかかってくる。学校のHPでも、また各種ニュースのサイトでも、チェックできる。勿論TVでもラジオでも情報は逐一流される。これらを駆使してあらゆる事態でも、各自で情報を入手しなくてはいけない。一昔前まではテレビとラジオでしか情報を得られなかったのだから大変だったろう。
だいたいこちらにはクラス連絡網などというものが存在しないのが通例だ。(幼稚園から5年生まで8年間の間でクラスの連絡網というものが存在したのは、キンダーの時ただ一回。それも一度も使われることがなかった。)しかし…。日系の学校や幼稚園だと今日のような場合は、電話連絡網で情報が回ってくるとか。やはり日本は至れり尽せりだな。でも少し甘やかされている気もする…。

またまた雪だ

年末に降った雪の上に先週また積もった。そして昨夜また積もった。予報では6~12インチ(15cm~30cm)積もるということだった。学校も早々と前日の早いうちに休校が決まった。そしてそして…。朝起きてみたら、雪は降っていなかった。(予報では今日の夕方まで降るはずだったのに…)陽も照っていた。内心学校から「来れる人は来てください」と連絡が来ないかなぁ、なんて願ったり(笑)

一応積もっていたから、早速雪かき。でもこのくらいだから、料理長と小僧で十分。子どもも大きくなると結構便利だ。そうこうしているうちに、電話がなる。そり遊びのお誘いだ。お昼から遊ぼうというのだ。『漢字とか算数とか今日のうちにやっておけば…』と言いたいのをグッと堪えて、作り笑顔を浮かべ「いいよ。あそこの教会の坂に行ったら?」と言うところなどは、なかなか親として成長したと自画自賛。 はーッ(´○`)=3
もちろんそり遊びの前には自宅で制作。今回はそりのスロープを作った。

この梯子に登らないといけないほどの高さ。場所が狭かったので長いスロープとはいかなかったようで、料理長と途中でカーブを作った。

このカーブのスロープもさることながら、上手に曲がって降りてくる操縦術もたいしたもの。半月の間にすでに3回も雪が降っている。(うち2回は学校がある時で、午前中の早帰りと休校だった。)これからが本格的な雪シーズン。いやはやどうなることやら。しかし小僧の雪遊びの技術だけは確実に向上することだろう。

メガミリオン($355ミリオン)

ここ数日のメガミリオン(宝くじ)の盛り上がりはすごかった。なにせ1等賞金が貯まりに貯まって$355ミリオン。これは全米の宝くじ史上4番目に大きな金額らしい。(ちなみに1番は2007年3月の$390ミリオン)我が家も夜8時過ぎに開いているデリを探してうろうろ。入ってみると結構な列。ちょうどお財布にあった$1札2枚でチケットを購入。しかし周りの人は最低でも$10は買っていたようだ。自分で好きな番号を買うこともできるため、テーブルでマークシートを塗りまくっている人も。このメガミリオンは全米41州+ワシントンD.C.で売られている。田舎の方で、宝くじを売っているお店が少ないところでは、買いに集まった人が500人ほどになったとか(?)そして結果は…。アイダホ州とワシントン州で1枚ずつ合計2枚の当たりが出た。しかしいつも思うのだが、こういう時ってNYはたいてい当たらない。人口がたくさんいるのだから、それなりの枚数は売れているはず。確率で言っても当たってもよいはずなのに…。しかし2等の$250,000はNY州でも11枚(合計67枚)。うち我がWestchesterでも2枚当たっているようだ。この2枚ともクイックピック。(コンピュータに番号を勝手に選んでもらう方法)昨晩うちが買った番号もクイックピック。早速チェックしなくっちゃ。

ギフトカード

サンクスギビングの後の『ブラックフライデー』で買い物をしたときに申し込んだ「mail in rebate」。箱からバーコードを切り取ったり、レシートのコピーに丸をつけたりと面倒だが、送りさえすれば約束の金額がやってくる。ほどなく送られてきたのはチェックではなく、ギフトカード。銀行に入れて貯めちゃだめ。使いなさい!ということなのだ。しかし、このギフトカードはちょっぴり面倒。たいていVISAとかMasterCardのマークがついているから、使えないというところはないのだが、レジによっては残高がわからないところも…。そういう店では、「残高はいくらだかわかる?」と聞かれる。「$○○」と答えるとそれを信用して処理をするのだ。例えば$20のものを買うときに残高$10のギフトカードを使おうとすると、お店の人は「残高$10」という自己申告を信用して、カードから$10引き落とし、残りを請求してくる。これって引き落とす処理の過程で、ちゃんとカードの残額を読んでいるよね?もしただの信用取引だったらクレジットカードや銀行のカードとは違い、うそをついて残高が$100あると言っても残りを請求する先はわからないはず。(なんていらぬ心配をしたり…)勿論今まで100%正直に申告をしてきたから問題はない。ちなみにModell'sやTargetではカードをシュッと機械に通すだけで自動的に処理をし、カードの残高までレシートに出てきた。WalmartやBed Bath & Beyondでは、残高を聞かれた。ギフトカードを使う前には是非とも残高チェックをお忘れなく。

科学?化学?

またまた小僧が、プロジェクトでなにやら作らないといけないと言い出した。聞いてびっくりなんと原子(?)の模型を作るとか。あの赤とか青とかで棒でくっついているやつ?それは違うなぁ。H2Oとかの原子がくっついたやつだ。じゃあ何?原子の中の陽子・中性子・電子なんかを…。もうやめてくれ。頭が…。ところで、何の原子?確かスイヘイリーベボクノフネ…。すると小僧は『18番のアルゴン』。あっあっ゛ア? シップスクラークの「ー」のところ?ちょいと待った。どうしてそんなのにしたの?最初の水素とかヘリウムにしなよ。ところが、先生がクラスの子供に順番に割り振ったらしい。小僧はまだ5年生。それでこれは?びっくりして初めて小僧のワークブックを見た。「Atoms & Elements」というやつで、小僧曰く『まだベーシックのところ』らしい。(既に親の高校の知識を超えている?)こちらの教育って広く浅くの日本と違って、なんだか変なところに凝って深く掘り下げすぎる気がする。小僧が2年生の時には雲を習ったが、そんなの知ってどうするのぉ?というものだった。(案の定小僧はすっかり忘れているようだ 苦笑)

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