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2010年2月

サーカス小僧

小僧の学校では「サーカス」と呼ばれる種目が体育の授業に取り入れられている。皿回しや竹馬(ちょっと日本と乗り方が違う)そしてチャイニーズヨーヨーなどなど。(これが本当に体育かぁ?)3年生くらいから始めるが、4年生には発表会がある。例年は暖かくなってから行われるのだが、今年は(ステートテストの関係で?)なんと今日行われる(はずだったが、雪で学校はお休み…)。種目決めの日、小僧は風邪をひいて休んだ。その夜、元気になった小僧はにわかに心配し始めた。明日、担当の人に自分の希望を言わなければいけないのだが、自分のやりたくないものしか残っていなかったらどうしようというのだ。普段はいっぱしのアメリカン気取りなのだが、こういうときには気弱な日本人になる。一応第3希望まで考えて来いと言われたらしいが、小僧がやりたいものは2つだけ。他はどうしても気が進まないという。ここはアメリカ。こういうときこそしっかりと自己主張をしなければいけない。ということで、「第一希望の○○はこれだけ上手にできる。第二希望の△△だったらこういうこともできる。しかしほかのものは上手にできない。」とはっきり言えと伝える。これはいい、あれはいやではなく、上手にできるなどという言い分をつけたので小僧も安心して納得したようだ。翌日迎えに行ったら、第一希望の「チャイニーズヨーヨー」を振り回しながらにこやかに出てきた。授業で何度かやったとはいえ、結構いろいろな技もできてびっくり。本番が楽しみだ。

雨に要注意

雪が降った。そして積もった。その後、暖かくなり少しずつ溶けるのなら問題ない。しかしその前に雨が降ると大変だ。雨&雪どけ水が地中にパンパンに吸い込まれていく。行き場のなくなった水はいろいろなルートを通る。たまたまそのルートにあたってしまうと、思いもかけない被害がでることがある。一番多いのはベースメントの浸水だ。たいていのベースメントは地中にある。こういう時期には、ベースメントは水をたっぷり含んだスポンジに囲まれているようなものなのだ。水はほんのちょっとした隙間からも入ってくる。雨どいの排水口の向きがほんのちょっとずれただけで、ベースメントで物がプカプカ浮き出したなんて話もある。家が古くなればもちろんこの浸水の可能性も高くなるが、新しいからといって油断は禁物。周りをびしょびしょのスポンジが囲んでいると思えば、イメージはわくだろう。そしてこの浸水を防ぐ手立ては無い。これからのシーズン。雨が降り出したらベースメントのチェックを忘れずに。下に直接おいてあるものは、念のために上に上げておいたほうがいいかも。

みんなドーナツがお好き…

こちらの子供は、誕生日になるとクラスにカップケーキを持っていく。クラス全員で食べるのだが、多めに持っていって自分のあげたい先生に配って歩いたりする。小僧はキンダーの時は、ダンキンドーナツのマンチキンを持っていった。1年生2年生では、前の晩にカップケーキを焼いて、翌朝にべっちょりと上にフロスティングを塗って持たせた。昨年はまたマンチキンに戻った。今年はマンチキンではなく大きなドーナツを持っていきたいと小僧が言う。え゛っ?ドーナツ24個も持っていくのぉ?いくらすると思ってるんだ。たまに1個2個しか買うことがないドーナツ。だから1個=$1だと思っていたら、12個セットで$7.99。なーんだ。意外と安いんだ。2箱を持たせた。迎えに行くと1箱持って出てきた。4つ余っているという。プレイグラウンドで遊んでいる友達を見つけたので、「ドーナツいる?」といって箱をあけたら…。アっという間に周りを取り囲まれた。こうなると早い者勝ち。「May I……?」といってさっさと手が伸びてくる。戦いに負けた子供たちの残念そうな顔。たかがドーナツだよ。でもみんな好きなんだね。来年も大きなドーナツを持っていくことにしよう。

冬休み

気がつくと外にいる小僧。帰ってきたと思ったら料理長に「雪だるまの頭を乗せるのを手伝って~」。親子二人で頑張った大人の背丈ほどもある大作。毎日毎日こんなことばかり…はーッ(´○`)=3

アッシュ・ウエンズデー

今日2月17日は「アッシュ・ウェンズデー」。額の真ん中に黒い汚れのようなものをつけている人を見かける。これはキリスト教の行事で、カトリック教会では、この日、キリストの受難・死を想い痛悔する印として信者の頭に灰をかけたり額に灰をつける。そう額の真ん中の汚れはこの灰である。 灰は、前年の枝の主日に祝別した、勝利と歓喜の象徴であるシュロの枝を焼いて作る。
この「灰の水曜日」はイースターの46日前となっている。この日から日曜日を除いた40日間、キリストの40日間の荒野での断食に因んでそのイエスの苦しみを分かち合うという意味で、 復活祭(毎年4月初あたり)まで何かを断つ、という習慣がある。そのため前日の火曜日(Shrove Tuesday)には、パンケーキを焼いて食べる習慣もあるとか。 パンケーキは、小麦粉・卵・バターそしてジャム等で作るが、台所に常備してあるものを食べ尽くしてしまうので、 空になった戸棚でその期間を迎えることができるという意味があるそうだ。この日から40日間贅沢な食べ物は食べないが、人によっては前日のパンケーキの習慣から甘いものを食べない人もいる。また、自分の好きな食べ物を断っている人もいる。この期間にアメリカ人の家に呼ばれた場合、持参するものには注意を払う必要がある。(特にスィーツ系の持参は事前に確かめたほうが無難)

キリスト教における最重要祝日である復活祭(イースター:Easter Sunday)が「春分の日以降の満月の次の日曜日」と定められているため、それに起因する祝日が毎年めまぐるしく変動する。ちなみに今年の春分の日は3月20日。そしてそれ以降の満月は3月29日(月)。イースターサンデーとなるその翌日曜日は4月4日。イースター前の金曜日(グッドフライデー)は4月2日となる。

バレンタインズデー

2月14日はバレンタインズデー。これは日本もアメリカも同じ。(日本だとバレンタインデーだけどこちらではバレンタインデー。まぁ細かいことはどうでもいいっかぁ~)しかししかし…。バレンタインの意味は思いっきり違う。日本だと女性が男性に…。なのだがこちらでは、特にそういう意味はない。学校では友達同士、キャンディーの交換をする。先生がこう言った。「バレンタインを持ってきている人は、今みんなの机の上に配りなさい!」そうこの交換用の「チョコやらあめやら」=バレンタインという意味で使われている。そして今いち訳のわからない挨拶では「Happy Valentine's Day!」というのがある。これは母同士でも交わされる。(余談だがやはり母同士で「Happy mother's day!」というのもどうもピンとこない挨拶のひとつである!)家ではもちろん旦那さんは奥さんにプレゼント。バラの花束は必須!そしてプラスチョコレート?今年の我が家の場合は、バラの花束+宝くじのチケットだった!当たったら好きに使っていいよ!だって…。
夢をありがとう。はーッ(´○`)=3

雪は最高のおもちゃ!

補習校から帰ってきた小僧。さぁこれから一週間は冬休みだ!早速積み上げておいた雪の山に直行。そう!カマクラを作るのだが、これは降ったその場では作れない。雪の山を積み上げておいて、水をちょっとかけたりして固めてから穴を掘る。数日作業なのだ。放っておいたら、いつの間にか仕事から帰ってきた料理長も合流している。

年々、料理長の出番が少なくなるこの作業。今年はほとんど監督のみ。小僧も大きくたくましくなったもんだ。しかしこの雪作業以外ではあまり成長が見られないのがちょっと…(-_-;)

勉強机

雪のため、学校が休みになった。もちろん早起き早支度で小僧はずーっと外にいる。


今回の雪だるまは日本式の2段。そしてなんか可愛らしい!

いい加減に宿題しなさい。というと、帰ってきておもむろに自分の部屋ではなくて、マスターベッドルームに向かう☆?▲!そう。いまや勉強は勉強机に向かってするものではない。レポートはみんなタイプ打ちなのだから、PCに向かわなくてはいけない。で、ラップトップを持ってベッドの上へ。必要な本などもベッドの上に持ち込む。なぜ自分のベッドじゃないのか?もちろんマスターのベッドが広いだけではない。ベッドルームにテレビもあるから…。ちょっと飽きたら布団に入ってテレビでも見て…。え゛っ?テレビをつけたまますやすや寝・て・る?

雪が降る

週末には大雪が降る降る降る降るといわれていて、結局何も降らなかった。本当にちょっとだけ雲がずれて、降らなかったようだ。しかし、ここまでちゃんと予想されていたようで、どこの天気予報を見ても『何インチ降る』とか『Winter Storm Warning』なんてものは全く出ていなかった。補習校が休みになればと、思いっきり期待していた小僧はがっかり。しかし今度は違う。今夜からまたまた雪が降る予報。今回は『8~13インチ』『Winter Storm Warning』とちゃんと予想されている。明日は、小僧のウィンターコンサートがある。延期かぁ?それもいいな。チェロで弾くビートルズの曲がイマイチだから、練習するのもいいねぇ。なんて思っていたら、さっさと昨日のうちに「コンサートは明日(要するに今日)」と延期ではなく一日前に変更された。ものすごい対応の速さ。そして、今日はもう『明日はお・や・す・み!』と夢のような知らせが舞い込んできた。小僧はもううれしくてうれしくてどうしてよいかわからないようだ。しかしね!あんた。金曜日提出のレポートがあるんだよ!忘れるなぁ~(鬼)

こうなったら宝くじだ!

不況、失業率、リコール…。なんだか最近暗い話題ばかり。こんな時だからこそ夢をみたい!夢といえば古今東西宝くじと相場は決まっている。日本の宝くじは1等賞金が予め決まっているが、こちらの宝くじはそうでもない。そのときにそのくじが買われた金額がプールされて、莫大な賞金となるものもある。アメリカで一番有名な宝くじはパワーボール。今年に入ってNY州でも販売されるようになり、全米41州&ワシントンとUSヴァージンアイランドでも売られている。税収をあげるには宝くじといわんばかりに最近販売州が増えているのである。現在このパワーボールの一等賞金は140ミリオン。税金を引かれて手元に来るお金が68.6ミリオンというから、日本のドリームなんとかなんて鼻くそみたいなもの?しかしこれだけの金額だからそうは当たらない。まず1から59までの中から数字を5個選ぶ。その他にパワーボールと呼ばれる1から39までの数字の中からまた新たに1つ選ぶ。これがどんぴしゃりと当たったら…(しかし195,249,054分の1の確立らしい)。その他に数字が4つ当たったらとかパワーボールだけ当たったらなんていろいろなパターンで下は$3くらいまでの賞金がある。
次に有名なのがメガミリオン。これは全米34州で発売されている。こちらの現在の1等賞金は20ミリオン。(手元に来る金額はたった12.4ミリオン。でもこれでも十分だけど 笑)。こちらも1から56までから5つと1から46までで1つ選ぶ。どちらにしても、当たったという人に会ったことがないからあたらないのだろう。なんて思っていたら「NY州でもパワーボールが買えるようになったんだよ!」と料理長がパワーボールのチケットをうれしそうに持っていた。(-_-;)

パワーボールのホームページhttp://www.powerball.com/

メガミリオンのホームページhttp://www.megamillions.com/

節分

2月3日は節分。もちろん我が家は豆まきを行う。しかし食べられる節分用の豆は高いので、普通のただの大豆も使用。鬼は外は生の大豆で。福は内は節分用の豆。(こんなんだから、なかなか鬼が出て行かず福が入ってこないのかなぁ?汗)毎年だが、たっぷりと外に撒いた豆は、翌朝にはきれいさっぱりなくなっている。硬いものなら何でもOKのリス君たちが、冬場のスナックに食べていくようだ。この節分をアメリカ人に説明すると、とても理解しやすいらしく興味を持ってくれる。今年びっくりしたのだが、小僧は「おには~そと~」のリズムを知らないのだ。「おにはそと~」と一気に叫びながら豆を投げた。やっぱり従来どおりのまったりムードでないと気分が出ないものだ。さーて。福は内の豆をかたづけなくっちゃ。

Groundhog Day

2月2日は「Groundhog Day」。グラウンドホッグと呼ばれるモグラのような小動物に春の訪れを占わせる日だ。とはいえ、彼らがお告げをするわけではない。その日の天候によってまだ冬が続くか春近しなのかが決まる。立春2日前のこの日、春の訪れを占うのもわかる。さて占い方だが、このグラウンドホッグが自分の影を見たら(要するに晴れていたら)冬は後6週間続く。影を見なかったら(要するに晴れていなかったら)春近しとなる。それならば、グラウンドホッグじゃなくてもうちの小僧でもOK?なんて風情のないことは言いっこなし。全米で最も有名なGroundhogは、Punxsutawney Phil(フィル)。 NYCではスタッテン島にStaten Island Chuck(チャック)というのがいる。もちろんこの2匹だけではない。いたるところにgroundhogはいる。今年のフィルの予想は、「春まだ遠し。冬があと6週間続く」だった。しかしチャックは影を見なかった。いやNJのは影を見た…汗。 誰を信じるかはその人の勝手。一応フィルには公式HPもある http://www.groundhog.org/

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