キンダー入園者はいませんかぁ?
小僧の現地校のフォルダーから一枚の紙切れが出てきた。「来年度の学校の準備のため、キンダーガーデンに入学予定の子どもがいたら下記情報を早急に学校に知らせるように…」アメリカには住民票はない。なので、日本のように「お宅のお子さんは4月から小学校ですね。学校は○○小学校です。」なんていう葉書は来ない。だいたい、親の判断で早生まれ(こちらではLate Birth 遅生まれと呼ぶ)の子どもは、1学年落とすこともざら。(9月、10月、11月生まれにあたる男の子の約1割が、学年を落としていると聞いたことがある。が、小僧の友だちを見るとこの辺りではもう少しその割合が高い気がする。)なので、一体どこの誰が来年キンダーに入学するのか学校は知るすべもない。全ては自己申告制となる。(地元の幼稚園とは連携し、入園するであろう子どもの情報はつかんでいるようだ。)学校としてもそれなりに準備があるわけで、あまりにも人数の増減が見込まれる場合はクラス数の増減及びそれに伴う教員の増減も考えなければならない。ということで事前調査を行う。我が家には該当者はいないのだが、近所に丁度いるのでそちらにこの調査票をさしあげた。勿論、レジストレーションの日(たいてい3日ほど用意されている)に突然現れてもいいし、その後いつでもレジストレーションはOKである。(NY州では6歳から16歳までが義務教育と位置づけられている。)9月の入学までに学校に数回行くチャンスがあるのだが、あまりレジストレーションをのんびりしていると、いくつかを逃すことになる。まずは能力テスト。言語能力やら身体機能のテスト(はさみがどのくらい使えるかなどを見るらしい)を行い、クラス分けの参考にする。(この時点ではまだESL受講は決まらない。入学後に必要そうな子どもにテストをして、正式に受講するかしないかが決まる。)スクールバスに乗ってみる日。親が説明を受けている間に教室で1時間ほど先生と過ごす日などなど…。こちらではキンダー入学は日本で言うぴかぴかの一年生。スペシャルな一大イベントである。余裕を持って臨んであげるためにもキンダーに入る予定のお子さんがいる方は、学校にその旨を早めに伝えていろいろな情報が送られてくるようにすると安心!(びっくりしたことに小僧が通っていた地元の幼稚園では、卒園者同士が必ず同じクラスになるようなクラス編制を学校にお願いしていた。そこまで気を遣わなくてもいいのになぁとも思ったが、顔見知りのお母さんがクラスにいるということは、何かと心強かった。)
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