9・11
米同時テロから8年を迎えた。今年から犠牲者の追悼式典は、「ワートレ跡のグラウンド・ゼロ」ではなく「グラウンド・ゼロに近いズコッティ公園」で行われる。オバマ政権下で初めての追悼式典で、今年から9月11日は奉仕と追悼のための国民の日と定められた。式典には、バイデン副大統領やニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長、犠牲者の遺族やテロ直後に救援のため現場に駆けつけた消防士、ボランティアたちが参加。参列者は、乗っ取り機2機が世界貿易センタービルに突入した時刻と、ビルが崩れ落ちた時刻に黙祷を捧げた。例年通り2752人の犠牲者の名前が読み上げられたが、今年は犠牲者の名前に、ビルが崩壊した後、有毒物質を含んだ粉じんを吸い、昨年亡くなった男性が新たに加えられたそうだ。
ここWestchesterはとても静かだった。当時は、駅や駅前に尋ね人のビラが貼られていた。今ではここValhallaにあるKensicoダムの公園の奥に静かにたたずんでいる「The Rising」のオブジェが当時を物語る。Westchesterの犠牲者109名にちなみ109本のスチールを組み合わせて作られる。毎年冬には撤去され、夏に再建される。
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