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2009年9月

運動会

毎年恒例の補習校の運動会。これだけのために補習校を続けている方もいるとかいないとか…。今年はお天気を心配することも全くなく、絶好の運動会日和に恵まれた。補習校の運動会は、競技の練習は特別にしない。行き当たりばったり。ということで毎年同じ競技が繰り返される。運動会も5年目となると親のほうはテンションが下がり気味。(小僧には内緒)。小僧出場の競技と自分がボランティアで手伝う競技以外は、知り合いと輪になって宴会状態。競技の応援よりよっぽど盛り上がる。(汗)

今年小僧は、競技紹介の放送担当になった。大きくなったもんだ。

親参加の綱引きなどは、本当にすごいもりあがりだった。やっぱり日本の秋には運動会だねぇ~

アメリカの学校

小僧の学校のオープンスクールに行ってきた。これは毎年9月に行われるもので、学校の紹介とクラスで担任の先生からの説明がある。まぁ。先生との顔合わせって感じで気軽に出かけた。今年の小僧の担任は(若しくは4年生という学年だから?)カリキュラムについて随分と丁寧に説明してくれている。それによると、算数は「シンガポールMath」というのを試験的に導入するらしい。後から聞くと他のクラスでは違うプログラムを使うとか。カリキュラムは同じだが、教え方がちがうらしい?(別にシンガポールでも日本でも何でもいいから、小僧がきちんと分数の計算などができればいいと思うのだが…)

こちらの学校制度は日本とは随分違う。各州でカリキュラムは決められている。しかしどうやって教えるなどのこと細かなことは全て学校に任せているようだ。文科省認定の教科書があるわけではなく、独自にカウンセラーなどを雇い、基準を満たしているか足りないところや弱いところはないか、どのような教科書及び教え方があるかなどを研究して子ども達に教えていく。なので、今年の小僧のように、試験的に同じ学年でもいくつかのクラスだけ他の教科書を使ってみて、子ども達の理解度などの違いを比べようという試みが常に行われているようだ。先生も子どもたちも大変だなぁ。

スポーツの秋

ヤンキースのジターがルー・ゲーリッグが持っていた球団最多安打記録を更新。マリナーズのイチローも9年連続200本安打の新記録を達成。レッドソックスの松坂も怪我から復帰したし…。さぁ。今年のワールドシリーズの行方は…。なんて野球で思いっきり盛り上がっていたら、びっくり仰天。もうフットボールが始まっていた。(汗)アメリカではダントツでこのアメリカンフットボールが一番人気だ。2番が野球で3番がバスケットボール。そして4番がアイスホッケーらしい。そしてフィギアスケートと続く。野球は年間160試合。なのにフットボールはたったのたったの16試合。なのになのにあのすごい契約金は何?だいたい一番前の列の人なんかボールに触ったことあるのー?などと言いたくなってしまう。やはりフットボールのスタジアムはとにかく大きくて、大変な集客力だ。集客といえば、なにやら新しくなったヤンキースタジアムは未だ満員御礼がないらしい。(だから?)来シーズンは、値段を下げるらしい。現在$325で売られているフィールドレベルの座席約3,400席が$250か$235まで下がるとのこと。97%の席で値下げ若しくは現状維持の価格になるとか。しかし「$1,000あったら家族4人分のヤンキースのチケットを買うか」という問いに「家のローンと、冬の暖房費にあてるよ。」と答えている人がいた。うーん。厳しい。

秋の花粉症

朝晩めっきり冷えるようになってきた。最近料理長が派手にくしゃみをしている。料理長曰く「飛んでる」そうだ。何が?花粉が。というか、秋だから花粉ではなく落ち葉やら芝の間にある枯れた白い草などの成分?こちらでは『hey fever』といわれる。heyは干草という意味だから文字通り、落ち葉やら干草のアレルギー。春の花粉症はくしゃみ鼻水涙なんてところが一般的だが、秋は熱が出たり咳が止まらないなんていう症状もよくあるようだ。ちなみに私も毎年秋になると咳が止まらなかった。あらゆる咳止めも全く効果なし。かなり長期間に及び苦しかった。が、ある年、料理長に言われてアレルギーの薬を飲んだらぴたりと止まった。

アレルギーに関しては、とにかくひどくなる前に薬を飲むことが大事らしい。鼻の奥やらのどなどが反応して真っ赤に腫れ上がってしまうと、薬を飲んでも落ち着くのに1週間ほどかかるらしい。そうなる前に薬を飲んで、腫れを最低限に抑えることが症状を軽く抑えるこつだとか。
今までは、外でブォーンという音がするとたいてい芝刈り機だったが、最近では落ち葉を集めるブロワーに代わり始めた。これからがhey fever本番。しまっておいた空気清浄機を出さなくちゃ。

9・11

米同時テロから8年を迎えた。今年から犠牲者の追悼式典は、「ワートレ跡のグラウンド・ゼロ」ではなく「グラウンド・ゼロに近いズコッティ公園」で行われる。オバマ政権下で初めての追悼式典で、今年から9月11日は奉仕と追悼のための国民の日と定められた。式典には、バイデン副大統領やニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長、犠牲者の遺族やテロ直後に救援のため現場に駆けつけた消防士、ボランティアたちが参加。参列者は、乗っ取り機2機が世界貿易センタービルに突入した時刻と、ビルが崩れ落ちた時刻に黙祷を捧げた。例年通り2752人の犠牲者の名前が読み上げられたが、今年は犠牲者の名前に、ビルが崩壊した後、有毒物質を含んだ粉じんを吸い、昨年亡くなった男性が新たに加えられたそうだ。

ここWestchesterはとても静かだった。当時は、駅や駅前に尋ね人のビラが貼られていた。今ではここValhallaにあるKensicoダムの公園の奥に静かにたたずんでいる「The Rising」のオブジェが当時を物語る。Westchesterの犠牲者109名にちなみ109本のスチールを組み合わせて作られる。毎年冬には撤去され、夏に再建される。

オバマからのメッセージ

レイバーデー明けの9月8日は、多くの学校の始業式。この日にオバマ大統領が子供向けに演説をするという。これが上へ下への大騒ぎをかもし出した。そんなもの子どもに聞かせられるかと学校を休ませようという運動も起こった。これは大変とホワイトハウスも当日の原稿を事前にネットで公表。内容はこちらからどうぞ。

中身を見ると、みんな諦めるな!しっかり勉強しろよ!というメッセージのみなのだが、それでも「うちの学校では見せない」というメールが届いた学校区もあるようだ。(ちなみにオバマはさりげなく、しっかりと手洗いをして具合が悪かったら家で休め!そうしたらインフルエンザを防ぐことができると新型インフルエンザ対策にも触れていた。)小僧の学校からはこれに関してはうんともすんとも…。で、一応見たの?と聞いたら見たけれどもクラスのホワイトボードの調子が悪くて途中で止まってしまって全部見ていないそうだ。(-_-;)

前大統領夫人のローラ・ブッシュ(彼女は元教師)もこの大統領メッセージに賛成したし、メッセージが流れた後、内容について批判的なコメントは聞かない。

しかし、いろいろなことでいちいち大騒ぎをするのも国民性なのか?新学期はもっと厳粛にいこうよ。

サンドイッチ on Harrison

お昼何食べよう。昨日の残り物もいい加減ねぇ。そんなときに軽くサンドイッチはいかが?ママロネックとハリソンの間にある『Amici's deli』は、地元では結構有名なサンドイッチ屋さん。見た目はただのデリなのだが、ひっきりなしにお客の出入りがある。

いろいろ試してみたけれどもどれも美味!日本人の間では「パンもマヨネーズも美味しい」と卵サンドの人気がかなり高い。お店の人はとても親切。どうしよっかなぁ~。と悩んでいるとこんなのどう?あんなのどう?などと聞いてくれる。こういうのが好きなんだけれど…というと、ちゃんとリクエストに答えてくれる。お店はかなり商売繁盛(に見える)。なんだ!アメリカ人も美味しいものはわかるんじゃない。

Amici's Deli
127 Halstead Ave, Harrison, NY
914-381-8383

どんぐり空襲

どんぐりなんて秋だね~。いえいえ。我が家の場合はこれが凶器となる。我が家にはどんぐりがなる木が何本もある。何年かに一度一斉に大豊作となる。今年はその当たり年。かつん。コツン。と外で音がするなぁと思うと、このどんぐり空襲だ。デッキに庭にところかまわずどんぐりの雨をふらせる。この空襲に遭遇すると結構痛い。小僧が小さい頃は、自転車用のヘルメットをかぶせて庭で遊ばせていたくらい。どんぐりはリスたちにとっては大ご馳走。なので木の上では飲めや歌えの大騒ぎ。その結果どんぐりの食べかすもこんな具合。

これを掃除するのは全部料理長。ブロワーで吹き飛ばせながら集めていくのだが、一日置くともうどんぐりだらけ…(-_-;)。

ちなみに…
昨年・一昨年とどんぐりは不作だった。そして冬はかなりマイルドだった。ではどんぐり大豊作の今年の冬はいかに?

親子ともども新学期

昨日より学校が始まった。グリニッジの学校も同じらしい。Westchesterでは他の学校より1週間ほど早いスタート。学校が始まってくれるのはありがたいのだが、宿題がぎりぎりまでかかり、かなり焦った。事前にクラスや先生もわかっており、小僧は楽しそう。
スクールバスのないここの学区では小学4年生から保護者ナシに歩いて学校へ行ける。小僧はそれがとても楽しみだった。とはいえやはり心配。大きな通りを渡りたくさんの子供達が歩いている道までは、料理長が送っていく。それでもそれでも楽しいらしい。そして迎えに行くと、楽しそうに新しい友だちと出てきた。

すっかりと忘れていたが、新学期を迎えるのはなにも小僧だけではない。当分気候がいいため、学校のプレイグラウンドで遊んでから帰るのが常である。となると当然こちらも、そこここにいる友達のお母さんとも英語で会話をしなければいけない。(-_-;) 夏休み中どっぷりと日本語の生活を送っていたのだから、リハビリ期間が必要だ。慣れるまで少しそーっとしておいて欲しいのに、「キャーッ久しぶり」のハグ&キスに始まり「How was your summer?」「先生は誰?」「誰と一緒?」とまぁ次から次へと怒涛の勢いで質問攻めにあう。このスパルタ・愛のムチにより元の状態により早く戻れるのだろうが、「あなたたち知り合い?こちらが○○のママの△△よ。あそこにいるのが…」と同じクラスになった他のお母さんまで親切にまとめて紹介してくれる…。この状態でみんなの英語の名前まで覚えられない。いつも不思議なのだが、どうして小僧にこれがないのだろう。夏休み中は小僧も日本語比重がかなり高かったはず。大人の新学期はハードである。はーッ (´○`) =3

孤島に行こう!

「ねぇねぇ。グリニッジの島に行かない?」とお誘いを受けた。「えっ?あそこってグリニッジに住んでいないといけないんじゃないの?」
数年前よりRyeビーチなどもRye在住者でなくても入れるようになった。グリニッジもそうなのか、もともと行けたのか…。とにかく誰でも行けるらしい。それなら勿論行く行く連れてって~!

95号線3番出口を出るとすぐに船乗り場がある。傍にはすてきなレストラン&ヨットなどが…。しかし定期就航船はこれ。汗

この船に15分ほど揺られてすぐそこに見える島に行く。料金は大人$3子ども$2。この船着場で買う。しかししかし…。これだけではいけない!グリニッジ発行の『パークパス』なるものを持っていないといけないのだ。これはグリニッジの住人だと年間で$27。住人どころかよその州から遠征してきたわけだから、そんなものを持っているはずはない。ここで『Dayly Park Pass』の出番。1回限りの使用で$5。要するに島に渡るのに大人は$8で子どもは$7ってこと。OK…。安心するのはまだまだ早い。このDayly Park Passはこの船着場では売っていないのだ。かなり離れたところに買いに行かなければならない。今回は事前に友だちが買ってきてくれた。(Thanks!)

一周5~6分で歩けそうな小さな島。ビーチも小さい。しかしびっくりするほど低い人口密度。島の中央部にはたっぷりの木陰とピクニックテーブル。そしてバーベキューグリルも見える。(しかし炭やら肉やらをわざわざフェリーで運んでくるのかぁ?)小さな子供が遊べるような遊具まである。飲み物やハンバーガーなどが買える売店・シャワー・トイレも完備。

釣りによさそうな岩場発見!でも「Keep Out」の文字が…。やっぱ釣りはだめかぁ。

たった15分ほどのクルーズ(遭えて気分はセレブ)。あたりの景色は素晴らしい。レストラン?それとも個人宅?なんていう家ばかり…はーッ (´○`) =3

びっくりするほど近くてびっくりするほど静かなビーチ。超お薦めのビーチである。夏休み最後をゆったりと過ごすことができた。ちなみにこの島は「Island Beach」というらしい。同じとこから「Great Captain Island」という島に出る船もあるとか。今度はそちらにも挑戦したいなぁ。残念ながらもうシーズンはおしまい。7・8月は毎日1時間毎に船が出ているが、9月は2週間それも週末だけ運行。

Daily Park Pass売り場やフェリー運行の詳しい日時などはこちらからどうぞ

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