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2008年12月

やっと始まったエコロジー

クリスマスというのは何も子どもや奥さんに高価なプレゼントを用意するだけではない。職場の人やクリスマスパーティーなどで、安価なプレゼントも用意する機会がしばしばある。だいたい$20以下くらいで…ということなのか、この手のものには値段がぴったりで、今年はどこででも見かけたこのボトル。

1年ほど前から流行り始めたいわゆる「水筒」。ステンレス製のただのウォーターボトルだが、一応「エコブーム」ということでホールフーズなどにはあった。が、このホリデーシーズンはどこへ行ってもこの手のものが目についた。オンラインショップでも勿論!大元は「スイスのSiGG」という会社製なのだが、みんなこぞって類似品を…。写真は小僧の学校のPTAが取り扱ったもの。スイス製とは程遠く Made In China となっていた。(だから?お値段もぐんと安くって$7)小僧のクラスでは、ボトルは授業中に机の上においておいてよいらしい。ほぼ全員がこの手のボトルを並べているそうだ。確かに、ペットボトルでは不経済この上ない。勿論環境的にも。しかし日本には昔から水筒というものがある。どうしてこちらにはないんだろうか。今更こんなこと始めてもちょっと遅すぎる気もする。次はビニールの使い捨てサンドウィッチバッグをお弁当箱にしてもらおうか。

一年中読書

小僧は本当にたくさんの本を読んでいる。(読まされている。)こちらの学校では小さいうちは毎日授業中に読書の時間が設けられている。3年生になった今年はさすがにその時間はなくなったが、毎日帰り支度をした後、担任の先生が本を読んでくれる。週一回の図書の時間には図書の先生が必ず本を読んでくれるし、通常の授業中でも何かの作業が早く終わると、教室にある本を読まされる。1年生の時から家では毎日20分の読書が義務付けられている。
しかし習慣となると恐ろしいもので、面倒くさいといいながらもいったん読み始めると20分経っても全くやめる気配はない。「今丁度面白いところだから…」といって読み続ける。毎日20分ずつ読んでいると勿論読む本がなくなる。しかし、一体全体どんな本を与えたらよいのか全く見当がつかない。日本の本なら、自分が小さいころ読んだ本・有名な本を薦めることもできるが、英語の本となると皆目…。そこで活躍するのが本に書いてあるレベル。いくつかの本には裏表紙のバーコードのあたりに「RL 3 007-010」や「RL2.2 006-009」などという文字が書いてある。これは「Reading Level 3 で7歳~10歳用」「Reading Level 2.2 で6歳~9歳用」という目安。だいたいこのReading Levelの1の位の数値が学年の目安と考えてよさそうである。ただ3年生と言っても3.0~3.9まである。どんな本を選んだらよいのかは担任の先生に聞くのが一番。小僧は長い間「キャプテンアンダーパンツ(パンツマン)」シリーズを好んで読んでいた。題名からも想像できるようにかなりくだらない本。そしてこの本のレベルが3.0だった。先日の面談の際にも「もっと難しい本を読むように」と早速先生からチェックが入ったほどだった(-_-;)。先生におおよその目安のレベルをもらったら、図書館でそれに見合う本を探してもらう。図書館の人は本当に親切で、次から次へといろいろな本を紹介してくれる。(※ちなみにウェストチェスター内の図書館は、どこの図書カードでも利用できる。現在地元の図書館が改築工事に伴い仮設運営中のため、隣町の図書館へ通っている。)日本では長いこと本離れが深刻化しているが、やはりこのくらいやらせないとなかなか習慣とならないのだろうか。

便利なもの

最初に断っておきますが、決してこれがクリスマスプレゼントだったわけではありません。これは、クリスマスパーティーの景品でゲットしてきたもの。パッケージにはTVショッピングのマークが…。(こちらではTVショッピングで扱っている商品を売るお店もあったりするので、通販でしか手に入らないわけではない。)どうやら一度開けたビニール袋に封をするものらしい。単3電池を2個入れて、この大きなホッチキスのようなものではさむとあら不思議。挟まれた部分(ごく細い線)が熱で溶けてしっかりとくっついている。ゆっくりと横にぴーっと滑らすとまたまた不思議。きっちりと封ができた。これは楽しい。家族中で開いている袋に(まだ開いていないものもわざわざ開けて)封をした。
しっかりと中の空気を抜いて口を閉じると、なんだか真空っぽくもなる。①中身がしけない。②間違って逆さになっても中身が散乱しない。そしてこの次が一番重要!③いつの間にかおつまみしていることがなくなる (^_^) なんとすばらしいものなんだろう。調べてみると$10くらいで売られているらしい。わざわざ買うほどではないが、もらったらかなり重宝なものである。プレゼント交換などにいいかもしれない。日本には同様のものはないのだろうか。ちなみに日本のサイトでは同品が3000円近くで売られていた。$10ならお土産にいいかも。

クリスマスキャロル

夜8時半過ぎ。なんだか外が騒がしい。歌が聞こえる気がする。ブラインドを開けてみると、我が家のはす向かいの家の正面に人が集まって歌っている。よく聞くと、クリスマスソング。わーっ。クリスマスキャロルだ。クリスマスキャロルはいろいろなイベント会場で聞いたことはあったが、実際に家を回っているのを見るのは初めて。

ここの家の前で歌っていた。子どもと大人と総勢20人くらいの大世帯。3曲くらい歌って終わった。と思ったらうちのほうに向かってくる。2階の窓から見ていたから?うちにはこんなに素敵な飾りはないのに…。結局暗がりの中で「Santa clause is coming to town」を歌ってくれた。わかりやすい曲を選んでくれたもんだ。みんなが立ち去る際に窓を開けて「メリー・クリスマス」と叫んだら「Hi!」と名前を呼ばれた。えっ?よく見るとみんな近所の人だったんだ。どおりでうちの前まで来てくれて簡単な歌を歌ってくれるはず。残念だったのは、たとえ誘われてもクリスマスソングを英語で歌うなんてとうてい無理。無理。でも来年もこの企画があるのなら、是非参加したいなぁ。なんだかクリスマス気分が最高潮に盛り上がった。

雪が降ったら…

今年2度目の雪が降った。結構積もった。どのくらいかというとこのくらい ↓↓↓

そしてその後は寒い寒い寒い。氷点下の日々が続いている。そうすると勿論積もった雪は凍って固まる。ここからが本題。その後雨が降ったら大変。家中をチェックチェックチェック。どこからともなく雨漏りが(というより雨が何かをつたって家の中に落ちてくる…)ことがよくある。屋根や樋などに氷が張り付き、思わぬ雨の道を作る。通常は普通に下に落ちるはずの雨水が、ありえないルートを通って窓などの内側にポタリポタリと落ちてくる。これは防ぐことはできないしすぐに対処することもできない。屋根屋さんも雨が降っているときには屋根には上ってくれない。後日、屋根に上ってもらい、木槌などで屋根に張り付いた氷を割って落としてもらうことになる。
家の前は雪溶け水と雨水で川のようになるが、行く手には氷の壁が…。もしそうなると勿論逆流…。我が家がたまたまそれの道筋となってしまうと、ガレージやらベースメントやらにどんどん水が流れ込んでくる。ここで排水溝の入口が凍っていたり、秋の落ち葉が溜まっていたりすると被害は拡大。
とわかっていたが、家の前を流れていくはずの川の先には、雪掻車が積み上げた小高い雪山が…。スコップを持って行ったが、カチンコチンに凍っていてとても道をつけることは出来なかった。
はーッ (´○`) =3 木曜日には雨が降る様子。でもかなり気温が高くなる予報なので、さっさと雪が溶けてくれることを願うしかない。寒い冬にはとんでもない苦労がつきものである。

念願のケーキをゲット!

ママロネックに引っ越した頃からその噂は聞いていた。「すごく美味しいらしい。」「アメリカ人もホームパーティー用に買うらしい。」「レストランにも卸しているらしい。」…。しかし一度も買ったことがなかった幻のケーキ。それもそのはずこの店構えをご覧あれ。

え゛っ?これ店?なんだか倉庫のような感じ。一応看板は出ているけれども…。なんどもなんどもこの前を通ったけれども、結局一度も訪れたことはなかった。たまたま友人と一緒にこの前を通ったときに「かくかくしかじか…」と話をした。そうしたら果敢な彼女は後日、ここを訪れた。入口は?写真右端にトラックらしきものが見える。そのトラックの左横を奥へと進む。しかし突き当りまで行ってはいけない。そこは工場。その手前左手にあるドアを入る。すると、ただのオフィス。またまたえ゛っ?ケーキは??壁に売っているであろうケーキのポスターが貼ってある。ショーケースなどは一切なし。お姉さんに注文するとしばらくして、奥から冷凍ケーキがやってくる。一晩冷蔵庫で解凍してから召し上がれ!となっていた。一番小さいケーキでなんと$15というお手軽さ。8人くらいで丁度いい大きさ。これはお使い物に超便利!そしてそして気になるお味は…。かれこれ6年以上恋焦がれていたそのお味はすばらしかった。Lemon Charlotte Royal をいただいたが、ドーム型スポンジで囲まれた中身のレモンムースが甘くなくかなり酸味があっておいし~い。噂だけは結構広まっていて「それ一体どこにあるの?」とそれはそれはたくさんの人に聞かれた。こちらですよー。是非行ってみてください。

Plaza Sweets

面談&成績表

小僧の学校では年に1度保護者面談がある。(勿論お願いすれば何度でもやってくれるらしいが…)。アメリカでは両親揃って出かけるのが普通らしい。故に朝学校が始まる前の時間や夜6時以降なんていう時間帯も設けられている。両親が揃って行くというのは、教育熱心だということになり、ゆくゆくは先生の対応も違ってくるなんていう人も…。本当かどうかはわからないが、我が家も一応雁首だけは揃えて臨んだ。昨年まではESLの受講者だったので全く何もいわれなかった。ほめられるだけ。まぁ英語ができないんだから、勉強は二の次だよねぇと納得していた。しかしESLを卒業した今年も全く同じ。1つ2つちょっと弱いところの説明はあったものの、面談の最後には「What a wonderful boy we have!」と言ってしまったくらい褒めに褒められた。(失礼。かなりの親ばか)
しかし同じ週にやってきた成績表を見て愕然。「先生のうそつき!あなたは二重人格者?」といいたいほどの内容。面談のときの話しっぷりでは日本風にいうとオール5だって夢じゃないくらいだったのに…。いくらアメリカ人は褒めるのが上手っていったって、この内容をあんなに大げさに褒めなくたって…。その後アメリカ人の友だちにいろいろ聞いてみたが、ここでは要するに「3(普通)」が非常に幅広いらしい。よっぽど本当によっぽどでないと「5(よくできました)」は貰えず3+というなんとも納得いかない評価におさまるらしい。しかし同じ3の中でも3×(バツ)というのがあり、これがついたらすぐに再度の保護者面談を申し込むのが当たり前とか…。ふーん。それじゃ、先生は二重人格でもなんでもなくてちょっとオーバーな人だったということになるかぁ?うーん。成績表一つ読むのも一苦労だ。

Winter Concert

昨年同様、息子の学校でウィンターコンサートなるものが催された。(昨年の様子はこちらからどうぞ。)毎年この手のものは催されていたが、キンダーと1年生は昼間に行われていた。2年生からは夜7時から。こういうところも日本とは違う。会場は両親は勿論おじいちゃんおばあちゃんまでたくさんの人でにぎわっていた。子どもの1年の成長はものすごい。昨年よりももっとちゃんと学芸会になっていた。(笑)子どもたちが作った曲にホリデーソングなどまたまた楽しませてもらった。(本当はホルストの交響曲惑星より『木星』を歌う予定だったが、時間の関係で直前にカットされた。交響曲?歌あったっけ?息子に確認すると、歌詞をちゃんとつけて歌う予定だったらしい。是非聞きたかったなぁ。)しかし本当にこちらの催し物は適当だ。まっすぐ前を向いて歌っている子もいれば、ぼーっとしている子もいる。振り付けもきちんとリズムに乗ってやっている子もいれば、ぐちゃぐちゃの子もやっていない子さえもいる。だいたい入場してくるとほとんどの子が壇上でキョロキョロ。自分の家族を見つけてにこやかに手を振る。勿論親のほうも立ち上がって必死に手を振る。人前で緊張しないで発表する姿勢というのはこういうところから培われるのだろうか?

点灯式

今日はロックフェラーセンターのクリスマスツリーの点灯式。NYに来て最初の冬。この点灯式を見るために、3時からずーっとツリーの正面で待機していた。(9時に点灯とは知らなかったし、正面の絶景部分は報道関係者以外立ち入り禁止で、結局5番街をはさんだ反対側にいた。)待って待って待ってやっと灯りが灯ったときには感動などは全くなく、さっさと家に帰って暖かいお風呂にはいりたかった。昨年はなんとこのクリスマスツリーの75周年だった。そしてそのクリスマスツリーが昼間運ばれている途中の渋滞に巻き込まれた。(詳細はこちら)今年のツリーは72フィートで8トン、NJ産。11月の8日ごろにはもうロックフェラーセンターに立っていて、徐々にライトが付けられていく。昨年よりこのライトも省エネタイプのLED照明が使用されている。そして気になるライトアップ前のコンサートだが、どうやらあのブリトニーが出るようだ。そしてライトアップのボタンは誰が押すのだろう。随分前にヒラリー(次期国務長官)が押しているのを見たことがあるが、オバマ次期大統領は来るのだろうか?ツリーよりもその周りの方がとても気になるなぁ。

師走到来

Thanksgivingの休みが終わったら、もう12月。え゛っ?あと一ヶ月で今年もおしまい?あまりの時の流れの速さに絶句している間もなく、今年中に終わらせてしまいたいことを考える。
小僧の歯のクリーニングは終わらせたい。私もちょっと気になるところがあるからやはり歯医者に行っておこう。忘れてた!今日は我が家のホットウォータータンクを新しいものに取替えに来るんだ。そしてこの医療保険の契約更新の手紙にはなんだかわけのわからない書類を送れと書いてある。これまた電話して理由やら手順などを聞かないと…。
なんてやっていると電話が鳴る。休みが開けたら勿論プレイデート。早速友だちの家からかかってきた。そうだ。もたもたしていたらいけない。今年になって、みな忙しくなっている。たいてい何かスポーツをやっているし、ピアノやギターなんていう音楽ものの習い事も結構流行っている。お互いの都合のよい日を合わせるのも結構大変なのだ。げっ!明日は小僧の学校の先生との面談だ。小僧をその間どこかに預けなければ…。なのに学校から戻ってきた小僧は「プロジェクトを少し勘違いしてやっていたのでもう一度やり直さなければいけない。」(-_-;)
あー師走。どっちをみてもあー師走。

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