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2008年7月

目に鮮やか

住宅街を歩くと、本当に家々の前庭がきれいなことに驚かされる。

自分でガーデニングをする人もいるが、ほとんどはガーデナーやランドスケープの会社に依頼しているようだ。季節ごとに花々の植え替えもしている。多年草ばかりではなく一年草も多く使用している。ここアメリカでは花も使い捨て?

こういうところでも、家の見栄え・価値までも決まってくる。

垣根も、ぴしーっと一直線。小枝がぴしぴし出ていては…。(とはいえこの時期は一週間もするとかなり乱れてしまう。)
引っ越したばかりで、どこに芝刈りをお願いしてよいかわからず、片付けの忙しさもあってそのままにしておいた友人宅に、ある日一通の手紙が…。差出人は不明で「お宅の芝は随分伸びているようだけれども、いつ刈るのかしら?」。あわてて電話帳の中から今日来てくれる業者に頼んだとか。自分の庭をきれいにしていると、近所の手入れされていない庭がついつい気になるのだろう。しかしかなりのおせっかいというか意地悪というか…。近所中できれいにしていると、そこの住宅地全部が素敵に見えて、価値もあがるということなのか?いづれにせよ、家を持つと手入れがなにかと大変だ。

やっと行って来ました。

ずーっと前から知ってはいても、なんだか行っていない場所ってある。縁がないんだろう。4~5年前に「一度は来て見たいね」と話したきりそのままになっていたラーメン屋「カトチャンラーメン」。とはいってもマンハッタンではなく、コネティカットのCos Cob。確か日系の新聞に取り上げられたんだと思うが、ここはその前から結構有名だった。なんといっても屋台のラーメン屋。そして夏の夜しかやっていない…。今日は釣りに行ったがまたまた坊主。夕飯は刺身に塩焼きのつもりで家にはご飯しか用意していない。何を食べようかと思案していたところふと思い出した。そうか。丁度95号線を帰っているのだから…。ここは、Cos Cob ハーバーのはずれ。魚屋さんの裏の駐車場にある。行ってみるとお客さんもちらほら。メニューはシンプル。醤油・塩・味噌にチャーシュー麺など。いただいてみるとまぁまぁいける。マンハッタンのラーメン戦争には参戦できそうもないが、何かのついでに寄るにはいい感じ。おじさんに聞いて見ると、決して夏だけの営業ではないらしい。冬はいつまで営業するかは、いつ寒くなるかとか雪が降るか&おじさんの気分に左右されるらしい。営業日も今は木~日の週4日だが、来週からは水曜日も営業するらしい。これもおじさんの気まぐれ。営業時間も6時~9時半と書いてある紙もあれば、5時半~9時とかいてある紙も貼ってある。これまたおじさんの気分で変わるものなのだろう。

ナビなどで検索するときには
Fjord Fisheries
137 River Rd.
Cos Cob, CT
を入力するとよい。これが目印の魚屋で、屋台は裏手の駐車場にある。

夏休みを楽しもう!

小僧は毎日楽しくサマーキャンプに通っている。タウン主催のキャンプだから、特に何もしていない。行って遊んでスナックを食べてプールに行ってお昼を食べてまた遊んで…。特別なテーマ(ミュージックやサイエンス・スポーツなど)がないので安い。でも本人が楽しいのならそれでよい。しかし、一応主催する側も考えているようで、毎週金曜日が「○○デー」となっている。先週は「スポーツデー」で、ユニホームやチームロゴの入ったものを着ていくというものだった。もちろん小僧は空手の道着を着ていった。周りはほとんどヤンキース。(‐‐;)そして今週は「インターナショナルデー」。本当は民族衣装を着てきて欲しいらしい。メキシカンフードなども用意されて、一口ずつ食べられるようになっていた。「うちに着物ない?」「ないよ。」もしあっても、小僧にそんなものを着せてキャンプに出せない。でも、小僧は何か着たい様子。そこでこんなものを作ってみた。

手持ちの白いTシャツに1本99¢の布用のペイントで世界各国の国旗を描いた。色は赤・青・黄・緑の4色の加えて黒の油性マジックの計5色。これが意外と楽しい。最初はイタリア・フランス・フィンランドなどの簡単なものを描いていたが、だんだんと難しいものに挑戦したくなる。ジャマイカ・韓国・ギリシャ・アイスランド…。

表裏両面に二人で描く。どんどん描く。はまった。やめられない…。翌日このTシャツを着ていった小僧は、かなり目立ったようで、オフィスに連れて行かれて特別に写真まで撮られたそうだ。夏休みだからこそ、ゆっくりのんびり親子でこういうことをたくさんしたいとつくづく思った。そして、色と形だけで選んだ国旗だったが、小僧はちゃんとその国の名前も覚えている。チャド・リベリア?それどこ?

グリーンポート③

桟橋で大騒ぎをしている人をも横目に目指すは、フェリー乗り場横の桟橋。ワイナリーも通り過ぎ、シーフードにも知らぬ顔。そう。ここグリーンポートには鯛ちゃんヒラメちゃんに会いに来た。最近仕事が忙しくて、なかなか釣りにいけないママロネックフィッシングクラブ料理長。昼間がダメなら夜釣りがあるさとばかりにやってきた。このフェリー乗り場の横の桟橋では鯛やヒラメが舞踊り♪(竜宮城か?)。またまたうさんくさいがせねたとも思える情報を元に糸を垂れる。

なぜだかわからない。小僧だけが釣れる。大人には10cmくらいの鯛がやっと1匹ずつかかっただけ。小僧は1度に2匹あげたりする。残念ながら本当にあとちょっとサイズが足りなくてお持ち帰りは0だったが、合計8匹。挙句の果てに「もう飽きちゃったぁ。」おめぇ~。なめとんのかぁ?凸(`ヘ´)

翌日は、友だちを呼んで大々的な刺身パーティーを予定していたが、家族でひっそり麻婆豆腐を食べた。

グリーンポート②

よく飲むワインのワイナリーがある。でも今日はす通り。今日のお目当てはワイナリーではなくその先のグリーンポート。買ったワインを持って出かけて行って、この暑いさなか車内に置いたまま観光などしていたら、折角のワインが…。ここはぐっと我慢。ワイン街道が終わったらすぐにグリーンポートに到着。

ポートと名がつくくらいだからその名のとおりの港町。イカ釣りのニューポートを小さくした感じのかわいい町だ。ここからフェリーが出ていてリゾート地シェルターアイランドに行ける。このシェルターアイランドはフェリーでしか行けない。小さいながらも車ごと移動できるフェリーが15分おきに運航されている。そしてフェリーを乗り場のすぐ横に電車の駅がある。フェリーから大きな荷物を持って降りてきて電車に乗り込む人、電車から降りてフェリーに乗る人。車を使わずに出かける人も数多い。

ここグリーンポートは、ロングアイランドの最先端ではないが、ツーリングの立ち寄り地となっている。これって暴走族のたまり場ではない。かなり年配のおじ様方の趣味。

桟橋にあるシーフードレストランではバンドを囲んで、飲めや歌えの大騒ぎ。うーん!夏だな!!

グリーンポート①

夏といえば、手軽にいけるロングアイランド。ビーチもあるし、全米ベスト100に入るウォーターパークもある。しかしなんといってもこの時期はワイナリー巡り。ニューヨークは、知る人ぞ知るカリフォルニアに次ぐワインの名産地である。ロングアイランドエクスプレスウェイ(LIE)をひたすら東へ。終点のところでロングアイランドは二股に分かれる。右方向は、超高級避暑地ハンプトンへと続く。そして今日目指すは左側。25号線と48号線が平行して走っているが、両方にワイナリーが立ち並ぶ。この時期は、買ったワインやチーズを外のピクニックテーブルで楽しむことができる。週末ともなると、バンド演奏をしているワイナリーもある。

こんな感じで辺りは一面ブドウ畑 。


あの摩天楼マンハッタンから車で2時間ほどでこのド田舎。右手奥は広大なひまわり畑。

下記ページのマップを見ると、ものすごい数のワイナリーが並んでいるのがわかる。試飲もできるが、くれぐれも飲酒運転にはご注意を。

Long Island Wine County

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ブロックパーティー

夏になるとあちらこちらでパーティーが開かれる。親しい友だちを呼んでのBBQパーティーだったり、近所で集まるブロックパーティだったり。ブロックパーティーも様々で、誰かの家の庭に近所の人が集まることもあり、我が家の近所のように、事前にタウンに許可をもらって道を通行止めにしてみんなであつまる大規模なものもある。各タウンのホームページに行くとたいてい「ブロックパーティー許可願い」のような用紙が用意されているのでかなり一般的なんだろう。


別に何も言われないが、みな必ず何か持ってくる。我が家からは定番のカリフォルニアロール。四合のご飯は30分でなくなる。家からグリルを持ち出して、バーガーやホットドッグも焼いてくれる。パスタやサラダ・デザートまで至れり尽くせり。

ひとしきり食べた後はおしゃべり。そして小腹が空いたらまたつまみ食い。ゲームに興じる人も。

子供たちにはジャンピングキャッスルや的にボールが当たると、水槽に人が落ちる「Dunk Tank」などを用意してやる。大人も子どもも夜が更けるまで楽しく過ごす。

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夏だ!キャンプだ!!その3

きつつきの木をつつく音で目が覚めた。うーん。自然の中での目覚めは最高!トーストの朝ごはんを済ませて早速釣りに。小僧はとりあえず湖でトライ。しかしダメ。

ここキャッツキルは「フライフィッシングのメッカ」。そこらじゅうに釣りの出来る川がある。とりあえず車で15分ほどのところへ行ってみると早速本格的な方々に遭遇。マスの塩焼きもおいしそうだなぁ。でも看板が…「釣ったらすぐに放せ!」え゛っ?お持ち帰りは??

まぁ、キャンプだけでなく川釣りも初めてなので、そんな贅沢は言わずにとりあえず川辺へ

適当に投げていたら、この日は30cmほどのマスが1匹釣れた。(証拠写真なし(-_-;))

そうこうしているうちに、ぽつぽつと雨が降ってきた。雨宿り代わりにダイナーで昼食。雨足はひどくなるばかり。キャンプサイトにもどっても一向にやむ気配はない。たとえやんでも、こんなにあたり一面びしょびしょだと、火もなかなかつかないのでは…。ということで、キャンプ初心者は荷物をまとめてとっとと帰りましたとさ。山を降りてウッドベリー辺りまで帰ってきたら空はすっかり晴れ上がっていて、雨が降った形跡もなし。やはり山の天気は替わりやすい。しかし、これですっかりキャンプにはまった我が家。今度は快適に寝られるようにエアーベッドを持参する。もっと防寒具も…。今度はどこへ行こうかなぁ。

夏だ!キャンプだ!!その2

早速、テントを立てて準備に取り掛かる。

そうこうしているうちに、周りではみな薪を燃やし始めた。勿論遅れをとってはいけない。早速我が家も…。周囲には小枝一本落ちていない。全てきれいに拾われている。事前に買って(拾って?)持参しなければいけない。

ちょっとちょっと。マシュマロはご飯のあと!でもまわりの子どもたちも、さっさとマシュマロを焼いている。OK!しかしほおっておいたら、次から次へとマシュマロを真っ黒に焦がし、キャーキャー騒いでいる小僧であった (-_-;)

今日の夕飯はステーキ。韓国たれにつけて持っていった肉を焼いて、焼きおにぎりとサラダ!うーん美味!後片付けをして、歯を磨いたりしていると辺りはだんだん真っ暗に…。そうするとだんだん寒くなってきた。しょうがない。することないから寝よう!お・や・す・み~!

あたりはどんどん静かになっていく。が、カエルの鳴き声が妙にうるさい。時々水に飛び込む音も聞こえる…。そしてそして草木も眠る丑三つ時…。しんしんと冷える。靴下を履いて寝ているのに寒い。とうとうトイレが我慢できなくなった。丁度目を覚ました小僧とともにトイレへ。我が家のサイトはトイレに程近い場所だったが、それでも本当に真っ暗。「一寸先は闇」とはこのこと。8歳の小僧がなんとたくましく思えたことか。テントに戻ったら今度は体が冷えたのか眠れない。小僧と随分長い間ごそごそしていたら、いつのまにか小僧の顔が識別できるようになった。??目が慣れたのか?いやっ。夜が明けてきたのだ。テントの外がうっすら白くなってきた。ふーっ。と安心したらまたまた深い眠りに…。

夏だ!キャンプだ!!その1

学校が終わり、長い長い長~い夏休みに突入した。突然「そうだ!キャンプに行こう!」と思い立った。とはいえ、キャンプなんて我が家では誰も行ったことがない。しかしなぜか3人用の小さなテントだけはある。そして寝袋も…???早速インターネットでいろいろ調べ、キャッツキルにある超初心者向けのキャンプサイト「Little Pond Campground」へ行くことに。ここは、トイレやホットシャワーも完備していてキャンプとはいえ快適そう!インターネットで予約を済ませ(一泊$20で最低2泊)いざ出発。と、思ったら…。

なにせキャンプデビューなものなので、何を持っていってよいかわからない。手当たりしだい思いつくものを車に載せたら蒐集がつかなくなった。

後部座席の小僧の隣はいつなだれが起こってもおかしくない状態 (-_-;)。(案の定、出発してまもなく大なだれに襲われ、スリーピングバックの隙間で寝て行った小僧であった。)87号線でウッドベリーのところで17号線(これまた65マイルの高速道路)に乗り換える。この17号線を降りたら20分ほどで到着。トータル2時間ほどの楽々ドライブ。
湖の廻りにこのような小さな空間がぽつぽつとある。空間には、かまどとピクニックテーブルが備え付けられている。今日の我が家は26番。湖に面したところ。

写真左側のピクニックテーブルの向こう側から湖のほうに出て行くと…


なんとも素敵な世界が広がる。今日のキャンプは超期待!

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近場で売ってくれ~

BBQに来たブルックリンの友人が、美味しいアイスクリームを持ってきてくれた。かなり人気で赤丸急上昇中の「Blue Marble」。オーガニックのアイスクリームらしい。いただいたのは、バニラ・抹茶・ストロベリーの3種類。この抹茶がかなり濃くて美味しい。そしてストロベリーは、なぜかとても柔らかい。きっと添加物を入れないから乳分などの割合でやわらかくなるのだろう。我が家の冷凍庫の隣にいるバニラは硬いのに、ストロベリーだけはソフトクリーム状態。しかしこれがまた酸味が利いていて美味しい。すごい勢いでこの近辺で買えないか調べた。フラッシングまでは買い物の範囲だが、ブルックリンとなると「旅」となる。用がなければ行かないし、用もない。しかし、今のところこのブルックリンの小さなお店1軒のみだ。オーガニックだからそのうちホールフーズあたりで売らないかなぁ。ちょっとホールフーズだと全国展開で規模が大きすぎるのなら、Mrs. Green あたりで…。機会があれば是非お試しあれ!

Blue Marble

終了!

あっという間に1年間が終わった。しかし、この学年末と言うのがびっくりするほど忙しい。クラスピクニック、先生へのお礼の準備、そして送別会ラッシュ…。学校からはバックパックからはみ出るほどいろいろな物を連日持ち帰ってくる。とはいっても日本のように、あさがおの鉢植えだったり、習字道具や絵の具ではない。1年間書き続けてきたノートやアートの作品。そして落書きなどなど。我が家では、厳しい選考に残ったもの以外は写真に収めて、水曜日の「カードボード(ダンボールや紙)」のゴミ行きとしている。

学校最後の日には花を持っていって担任の先生と記念写真。

一年間お世話になりました。なんて感傷にひたる間もなく、サマーキャンプが始まり、来年度のクラスリストが送られてくる。そのリストの中から何人かみつくろって、夏休み後半にはプレイデートをアレンジすることになる。もらった成績表も今回初めてなんとか見れた。ESL受講者だったりすると、どこまでが英語の問題でどこからが実際の学力の問題なのか全くわからない。しかし、ずいぶんと英語が上達した今年の最後の成績表は、英語の問題も解決されつつあり、本人の実力をやっとちょっぴり覗くことができた(結局英語の問題ではなかった部分も…(-_-;))。ア゛っ!ゲゲっ!!成績表とともにご丁寧に夏休みの宿題が…(汗)。

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