トマト
今週はメモリアルデーウィークエンド。アメリカではこの週末から9月第1週のレイバーデーウィークエンドまでがBBQのシーズンである。この期間は、あちらこちらの公園の駐車場ものきなみ有料となる。スーパーにいくと、うず高く積まれた炭とパンの山。否が応でも焼かなくっちゃという気になる。アメリカ人のBBQはシンプル。バーガー若しくはホットドッグだけ。コーンなどはゆでたものを焼かずに食べる。間違っても焼きおにぎりは焼かない。
数年前、我が家でBBQをしたときのこと。バーガーにはさむトマトを切っていたら「君はやっぱり日本人だねぇ」の声が。振り向くと招待した友人のアメリカ人のご主人が意味ありげにニヤニヤ笑っている。「何が?」 と不審に思って聞くと「そのト・マ・ト!」。え゛?トマトのどこが日本人なのさぁ?
彼曰く、アメリカ人はトマトを横に輪切りにする。(削ぎ切りにするような方向)日本人は縦。えーっ!だってさぁ。へたの下の白いちょこっと固めのところはどうやって取るのさぁー。もう一人のペルー人のご主人に聞いても同じ反応。彼らの日本人の奥様方に聞いたら「なんだかそうらしいのよ。変にこだわるの。うるさいから私もこうやって切ってる。」ですって。へー。
息子の学校のランチにハンバーガーというのがある。しかし、パンとバーガーだけらしい。なのでレタス・オニオン・トマト&スライスチーズを持たせている。ふとこのトマト事件を思い出し、ちゃんと横の輪切りのトマトを持たせるようにしている。
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