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2008年1月

ま・ぐ・ろ

マグロと言っても釣りの話ではない。水銀の話…。夕飯を考えるのも作るのも面倒くさいから、手巻き寿司にしようかなぁ~と思っていた矢先。NYタイムスに、マグロの水銀の記事が出た。マンハッタンのすし屋のマグロを調べたら…。あまりにも怖くて寿司は取りやめ。うちの小僧は大のマグロ好き!マグロ20個(10貫と言うのか20貫というのか微妙なのであえて個で数えてみました。)くらいは食べちゃう。もちろん水銀の話は今に始まったことではないので、以前から食べ過ぎないようには気をつけていた。小僧に「水銀がたくさん入っているからもう食べられないかも」と言ったら大泣きされた。かわいそうだがしょうがない…。と思っていたが、すごい意見を聞いた。「水銀は何もいまに始まったことではない。だいたい水銀は自然界に存在しているものでもあるので、10年前20年前のマグロだって水銀を含んでいた。そういうことを気にするようになり、測定技術が良くなったので大騒ぎしているが、その昔から大騒ぎするような数値であったはずだ…。」かなり強引な説な気もしたが、マグロ好きの息子を持つ我が家にはかなりの説得力有り。そうだよね。だいたいいまどき安全な食べ物なんて存在しないといっても過言ではない。普通はより多くの栄養を取るためにいろいろな食品を満遍なくとるのがよいとされているが、今では リスクを分散するために数多くの食材をとるようにしなければならない。じゃあ、たまには手巻きもいいかもね!

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テストのテスト

新年になって、息子が「これから毎週月曜日には算数のテストがあるんだって」といいながら学校から戻ってきた。いろいろ聞いてみるとどうも来年(3年生)から始まるNY州の共通テストの練習のようだ。決められた時間内にプリントを終わらせなければいけないらしい。へぇーっ!と思っていたら今度は学校長からの手紙。毎年4月の上旬に学年テストをしていたが、今年は業者の手配がうまくいかないので、現在調整中である…。先輩ママに聞くと、これは本当に本番に備えた模擬テスト的なものらしい。え゛っ?アメリカってのびのびとした教育じゃなかったの~?
最近ではどこの州でも共通テストなるものを行っている。そうすると自ずと点数のよい学校というのがわかってしまう。それは学校の評判・先生の評価はたまた不動産価格にまで影響を及ぼす。ウェストチェスターはかなり熱心なところだと聞いていたがここまですごいとは思わなかった。NY州の共通テストでもかなりよい点をとっているのは備えが磐石だということ?それって実力と呼べるのか???私が小学校の頃は毎日暗くなるまで外で遊んでいたなぁ。今の子には夢のまた夢…。

祝!スーパーボール

なんと勝ってしまった。我がNY GIANTS がスーパーボールに出る。
このスーパーボールってかなり昔の話だけれども、指名手配中の犯人数十人に「スーパーボールのチケットが当たったから○月○日△時に□□に来い」という手紙を出したらかなりの犯人さんたちが、のこのことやってきて御用となってしまったという、うそのような本当の話があるくらい超人気のすごい試合だ。
フットボールの選手は年間16試合しか働かない。そしてその後の優勝決定戦で多くて3試合少ないと2試合。そして最後のスーパーボールが1試合。20試合だけで年間数億ドルの給料を貰う。なぜ??と聞きたくなる。だいたい一番前に並んでいる人間戦車みたいな人たちってボールに触ったことがあるんだろうか?なんだかいつもお相撲している…(--;)
スーパーボールは2週間後の2月3日の日曜日。アリゾナでやるらしい。今日はグリーンベイというとても寒いところ。気温が0度(華氏)、風があるので体感気温がマイナス20度(華氏)。あまりに寒いから摂氏に換算するのもやめたくらい。※今日は寒いからとゴミを捨てに行くのを止めていたが、TVのこの映像を見て「NYは暖かい」と確信して、すぐにゴミを捨てに行った。でもアリゾナは今度は暑そう。
スーパーボールは試合もさることながら外野もいろいろと話題になる。間に流れるCMも新作ばかり。時にはこのときしか見られないものもある。そして、どのCMがよかったかがニュースになる。バドワイザーとかペプシなどのCMはいつもセンスよくなかなかおもしろい。また、ハーフタイムショーも愉しみ。大物アーティストが複数、大仕掛けでパフォーマンスを行う。若手というよりも大御所といった人の出演が目立つ。あのジャネット・ジャクソンの胸ポロリも未だに記憶に残る。あれ以来、ハーフタイムショーも5秒くらい、放映を遅らせているらしい。アメリカではアカデミーやエミーなどの授賞式のスピーチに問題発言が続出したため、放映を実際より数秒遅らせてヤバイ!と思ったときにはすぐに対応できるようにしているとか…。
で、肝心の対戦相手のニューイングランドペイトリオッツは今シーズンどこにも一回も負けていない18戦18勝のびっくりするほど強いチーム。同じ東海岸なんだから、まぁお手柔らかに!

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我が家にペットがやってきた!

前からペットが欲しいといっていた小僧。でもちゃんと世話ができるかと問いただすと、不安になりその都度諦めていた。しかし、ちゃんと責任を持って世話をさせるのは大切なことなので、今回は飼うことになった。その名も「ベタ」。日本ではどうかわからないが、こちらではとても簡単に育てられるペットとしては大変ポピュラーな魚である。(本当にベタという名前です。)淡水に住む熱帯魚で「闘魚」の一種らしい。仲間と一緒だと死ぬまで闘ってしまうので、一匹でしか買えない。しかも、あまり泳ぎまわらないため、水槽も小さなものでいいし結構生命力も強いらしい。ペットショップの一角はこの「ベタグッズ」で埋め尽くされていた。「ベタくん」本人もいたが、エサやら水道水のバクテリアなどを殺す液体やら、水草やら…。水槽の中に全てが入っている「ベタキット」なるものも売っている。我が家には植木鉢型の水槽があったので、エサなどを個別に買った。お店のお姉さんが水草はプラスチック製は魚の体を傷つけるので、シルクのものがよいというアドバイスをくれた。では水草を…と見ていたら、当の小僧はその横に置いてある岩やらギリシャ風の柱みたいなものを握り締めて目を輝かせている。ベタはちょっとした水槽に、色のついたビー球みたいなのを入れて、ちょっと水草をくゆらせて…。本当にインテリアって感じで飼うんだよー!なのに、フィッシングクラブの幹事長も「俺が魚だったらこういうところに住みたい」なんて言って、結局穴の空いた岩を買った。ベタくんが$5+キットだったら$10強といったところなのに、なんで、$30近くも払っているんだろう (-_-;)

帰宅して早速水槽に岩を入れてみたら大きすぎ。植木鉢型なんだから底が狭くなっている。そこに横広の岩を置くには底にビー球類をたくさん敷いて底上げしなければならない。そうすると今度は水草が水面より飛び出る…。
やれやれ。大騒ぎの末やっとこさ納まった状態。

しかししかしびっくり。最初はうろうろとおよぎまわっていたベタくんも、お腹が膨れて眠くなると岩の穴に入って寝ていた。その晩は、結局穴で寝たようだ。翌日もいないなぁと思うと穴の中にいる。さすがママロネックフィッシングクラブ幹事長。魚の心が読めるんだ。
これで見るとなんだかなまずのようでかわいくないが、本物はこんな感じ!

GO GO GIANTS!

知らない間に、フットボールのレギュラーシーズンは終わっていた。全く興味は無いが、一応アメリカでの人気スポーツは①フットボール②野球③バスケットボール④アイスホッケー⑤フィギアースケート…となっているらしい。で、一応人気第1位のスポーツなので、今年はどうなっているかと思ったら、なんとNYのチームGIANTSが残っているではないか。(しかしNYを名乗ってはいるがスタジアムはNJにある。(--;))そしてプレイオフでも既に2勝。今度は日本のプロ野球風に言ってみれば、パリーグ優勝決定戦!我が家はどちらかというと、同じくNYのJETSのファン。(このチームは本拠地がなく、GIANTSのスタジアムを半分借りている。以前マンハッタンにJETSのスタジアムを作ろうという話があったがどうなったのか…。年間たかが8試合の為に増税されたのではたまらないだろうなぁ。)しかしここまでくればGIANTSファンに早代わり!こんどのこの優勝決定戦に勝つと名前だけならだれもが知っている「スーパーボール」出場が決まる。ちなみに相手は、グリーンベイ・パッカーズ。興味が無いから強いのかどうかもわからないが…。
不思議なもので、世の中がこれに向けて盛り上がってくると、ファンでもないのに毎年乗せられて盛り上がってしまう。きっと巷のアメリカ人もそうなんだろう。あまりにも夢中になるご主人を批判して、奥さんだけでパーティーを開いてしまう人もいるらしい。まぁ。兎に角そろそろスーパーボール観戦用のビールやチップスを入れるボールなどが店頭に並ぶ。ちゃんと第ⅩLⅡ回というロゴが入っているものだ。何かと商売をするのがうまい国だ!

GO!GIANTS! GO!

日本の心

日本では3年生くらいから書道の授業がある。もちろんここの補習校でも、お正月になると子供たちがお習字をする。しかし、アメリカ的だから静かに心を落ち着けて…ではなく、お友達とわいわい楽しげに書いている。息子はまだこの授業を受ける年ではないのでがっかりだ。

息子は「喰いタン」で東山くんが「いただきます」と筆で書いたのを見てから大の書道ファン。今年のサンタさんに「書道セット」をお願いしようとして、本物のサンタさんたちから猛反対を受けた。(- -;)とにかく書道がしたくてしたくてたまらないから、補習校の「放課後クラブ」という父兄がボランティアでいろいろなことを教えてくれるクラブで「書道」を取っている。子供らしく「もみじ」とか「山」なんて書いてくると、半紙に書かれた字に「日本の心」を感じる。現地校でも、子供たちに漢字及び習字を紹介する機会がある。アメリカ人の子供たちは恐々、すーっと書いていく。しかしやはり息子は生粋の日本人。誰に教わったわけでもないのに、とめはねはらいを(そこそこ適当に)こなし、太くて大きな字を書いてくる。アメリカ生まれでもしっかりと日本の血を受け継いでいるんだなぁと、ちょっぴり感激した。補習校ではこういう日本の文化に触れる機会を与えてもらってかなり感謝!している。

負けないで~♪

昨年手に入れた子供の学校のコンサートのDVD。$25と言われて買ったが、後から頼んだアメリカ人は$15と言われたと言っていた。彼女がもう一度、ローカルテレビ局に聞いて(掛け合って?)くれた結果、$25は間違えだから$10を返金してくれることになった。
10数年前、アメリカに来たての頃は英語はできないし(今でもたいして変わらないが…(-_-;))、習慣は違うしでこういったことはしょっちゅう。随分と損をしたと思う。電話で問い合わせをするなんて本当に一大決心がいる大事業だった。「日本だったらすぐに問い合わせるのに…。説明するのに…。」とよく悔しく思った。なので、最近ではこういう事態になった時には、できる限り面倒がらずに対処することにしている。
電話をして事情を説明したら、案外簡単にことが通り、めでたく$10返金を受け取ることができた。やはりここの国では泣き寝入りしてはいけないんだ!新年早々新たな決意をした。

専門すぎる教育?

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息子の宿題プリントを見て☆?!△。いきなり雲の絵と名前が4つ描いてあって、下には問題が…。この説明文に合うのはどの雲か?辞書をひくとその雲の名前は「積雲」「巻雲」「層雲」「積乱雲(入道雲)」。最後のひとつしかもちろん知らない。
080111_002いつも思うが、アメリカの教育ってなんでも深く掘り下げすぎている。気象予報士になるわけでもないのに、小学校低学年で「グレーでブランケットのように空を覆っている雲は何雲?」なんて教えるのに何か意味があるのだろうか?しかし、子供は楽しげに問題の横に雲の絵を描き、建物などに色も塗っている。 よく日本はジェネラリストを育てる教育、アメリカはスペシャリストを育てる教育といわれる。その道のスペシャリストになるのなら、他の道はできなくてよい、というわけだ。子供たちの中から一人でも気象学者になってくれればこの授業も正解?こういう教育がいいとか悪いとかではなくて、こういうすごい内容には、親がついていけな~い(>o<)

久々映画

久々に映画を見た。それも話題作「I am legend」。子供が大きくなってくると、スリープオーバーの日や、時には一緒に映画館に行けるようになる。今回は息子を連れて行った。内容がちょっと難しく、映像がちょっと怖かったようで本人は楽しめなかったようだ。(ゴメン。でもさぁ。興行成績はトップなんだよ!本当に久々の話題の超大作を見たんだから…)

ウィル・スミスがこれでアカデミーを狙っているなんていうから…。
彼にはどうしてもMIBとか、インディペンデンスデーみたいに侵略者と戦って平和を取り戻すヒーローのイメージがあるので…?☆△!。


お詫びにと言うのは言い訳で、かなり前から見たかった「Blades of Glory」をMovie on Demandでやっていたので見た。こちらは家族中でお腹をかかえて大笑い。やはりこれは前評判どおりのくだらなさに大満足!(超お勧めです。英語力は全く必要ありません。)
このMovieチャンネル。結構いろいろなものをやっている。やはり最新作は無理だが、少し前からずいぶん前のものまで。これなら子供が学校に行っている間にちょっと見るのにいいなぁ。ビデオは返しに行くのが面倒だし。子供も途中でトイレなんていっても大丈夫!昔は申し込むとその時間1回限りしか見れなかったが、今は途中ストップOK。巻き戻しOK!24時間見放題。(結局夜に見て、翌日もまた見てしまった。笑)。味をしめて「Transformer」をオーダーしてとせがむ息子。すっかりとカウチポテトな生活になってしまった。

寒中自主トレ

最近全く話題に上らないママロネック・フィッシング・クラブ。だってNYは寒いんだもん。♪雪は降る。魚は来ない~。発足初年度にしてすでに解散の危機!?と思いきや、この寒さの中一人黙々と自主トレに励んでいた部員がいた。さすが技術部長を名乗るH氏。

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例年より3週間ほど遅れて、この近辺でニシンが釣れ始めたそうだ。

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ブルックリンから出る鯖船。12月28日初日に乗り込んで、寒鯖64匹を釣ったそう。

 

 

 

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ご・ち・そ・う・さま~!
奥より時計回りに鯖の押し寿司→しめ鯖→鯖のミソ煮→鯖の竜田揚げどれも最高でした。
頂いた鯖で今晩は鯖づくし。(^O^) 鯖って新しくてもあたることがあるって聞いていたので、こんなに一度に食べて心配でしたが、家族全員無事です!例の如く、魚をさばいている時も、煮ている時も、全く臭いがせず。とても魚料理をしているとは思えなかった。そしていつもの鯖とは似ても似つかないお味。竜田揚げなどは白身魚のようでふわふわ。学校のお弁当にもって行きたいと言った息子です。(-_-;)

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